結論からお伝えします。2026年11月時点で、新型アルファード(40系)は「買えない」状態ではありません。2026年6月3日に一部改良モデルが発売され、販売店では通常どおり注文を受け付けています。ただし、納期は販売店や時期によって差があり、「注文から2〜3カ月で必ず届く」とは言い切れません。
この記事では、アルファードの受注状況、改良後のグレードと価格、これまで買いにくかった理由、そして今から買うための現実的なルートを、メーカーや大手メディアの情報をもとに整理します。
結論:2026年11月時点の受注・納期の状況
まず現状の要点です。
- 2026年6月3日に一部改良モデルが発売され、注文を受け付けている
- トヨタ公式の工場出荷時期の目処は、ガソリン車・ハイブリッド車で2〜3カ月程度と報じられている
- 一方、販売店が公表する納期目安は「2027年1月以降」など、公式目処より長めのケースもある
- 在庫車を案内している販売店もある
| 確認先 | ガソリン車 | ハイブリッド車 | PHEV |
|---|---|---|---|
| トヨタ公式の工場出荷時期目処(2026年10月下旬更新分) | 2〜3カ月程度 | 2〜3カ月程度 | 3〜4カ月程度 |
| 千葉トヨペット(2026年10月25日時点) | 2027年1月以降 | 2027年1月以降 | 2027年2月以降 |
公式の目処は「工場から出荷されるまでの期間」で、販売店の目安は登録や納車準備を含む時期です。両者は基準が違うため、数字がずれるのは不自然ではありません。実際の納期は、契約する販売店で確認するのが確実です。
なお、千葉トヨペットの納期ページには「在庫車あり」の表示もありました。すぐに乗りたい人は、在庫車の有無を最初に聞くと話が早く進みます。
2026年6月の一部改良で変わったこと
2026年6月3日、アルファードとヴェルファイアは一部改良を受けました。外観やパワートレインを大きく変える改良ではなく、グレード構成と乗り心地の見直しが中心です。
主な変更点は次のとおりです。
- ハイブリッド車に新グレード「G」を追加(7人乗り・8人乗り、2WD・E-Fourを用意)
- これまでの入門グレードだったハイブリッド「X」を廃止
- PHEVを「Z」グレードにも設定(従来はExecutive Loungeのみ)
- 周波数感応型ショックアブソーバーを全車に標準装備
- 新色「ニュートラルブラック」を追加
- Executive Loungeの内装加飾をブロンズ系の仕上げに統一
PHEVはこれまで1,000万円を超える最上級グレードでしか選べませんでした。Zグレードへの追加で、700万円台から選べるようになったのが大きな変化です。また、4人乗りの「Spacious Lounge」も同日に改良され、パフォーマンスダンパーの追加などで静粛性と乗り心地が高められています。
改良後のグレード別価格
改良後のアルファードの価格は、559万9,000円から1,069万9,700円です(Spacious Loungeを除く)。
| パワートレイン | グレード | 2WD | 4WD(E-Four等) |
|---|---|---|---|
| ガソリン(2.5L) | Z | 5,599,000円 | 5,797,000円 |
| ハイブリッド | G(7人・8人乗り) | 5,599,000円 | 5,819,000円 |
| ハイブリッド | Z | 6,399,800円 | 6,619,800円 |
| ハイブリッド | Executive Lounge | 8,649,300円 | 8,869,300円 |
| PHEV | Z | - | 7,649,400円 |
| PHEV | Executive Lounge | - | 10,699,700円 |
入口となるのは、ガソリンの「Z」とハイブリッドの「G」で、どちらも559万9,000円です。燃費や静かさを重視するならハイブリッドG、装備の充実を優先するならガソリンZ、という選び方になります。ハイブリッドGは17インチアルミホイールや合成皮革とファブリックの組み合わせシートなど、Zより装備を絞った仕様です。
4人乗りのSpacious Loungeは、ハイブリッド(E-Four)が1,276万9,900円、PHEV(E-Four)が1,485万円です。
兄弟車のヴェルファイアは、674万9,600円から1,089万9,900円です。ヴェルファイアはターボガソリン、ハイブリッド、PHEVの3種類で、グレードは「Z Premier」とExecutive Loungeに絞られています。
なぜ「新型アルファードは買えない」と言われたのか
「買えない」という評判は、2023年6月の40系発売から2025年ごろまでの状況を指すものです。主な理由は次の3つです。
発売直後に注文が集中した
先代の30系は保有台数が多く、新型への乗り換え需要が発売直後に集中しました。報道によると、新型は発売直後から納期が1年規模に達し、2023年7月には受注を停止しています。先代も2022年6月から約1年、受注を止めていました。
生産能力を超える注文は受けない方式だった
トヨタは、およそ1年分の生産枠を超える注文を受け付けない運用をとっていたと報じられています。枠が埋まると受注停止になるため、「店に行っても注文すらできない」という状態が生まれました。
部品供給の制約が長引いた
半導体不足に加え、ワイヤーハーネスや樹脂、塗料などの供給にも滞りがあったと、開発関係者の話として報じられています。すでに契約済みの車両を順に生産する必要もあり、納期の回復には時間がかかりました。
受注停止から再開までの流れ
40系の受注状況は、時期によって大きく変わってきました。報道で確認できる流れは次のとおりです。
| 時期 | 主な出来事 |
|---|---|
| 2023年6月 | 40系アルファード発売 |
| 2023年7月 | 注文殺到により受注停止 |
| 2024年12月 | PHEVなどを追加し一時的に受注再開、のちにハイブリッドは再び停止 |
| 2025年1月 | 4人乗り「Spacious Lounge」発売 |
| 2025年7月ごろ | 多くの販売店で受注できるのはPHEVのみと報じられる |
| 2026年5月 | 一部改良モデルの注文を発売前から受け付け |
| 2026年6月3日 | 一部改良モデル発売、受注は継続 |
2026年6月の改良後、関東のトヨタ販売店は「まだ受注停止ではない」としつつ、ハイブリッドの注文がガソリン車より明らかに多いと説明していました。当時の納期目安はハイブリッドが4〜6カ月、ガソリン車が2〜3カ月です。別の販売店は、全グレードで約4カ月と答えています。
その後の公式目処を見る限り、2026年秋の時点では改良直後よりも落ち着いた状況です。ただし、販売店によっては人気のグレードやボディカラーに受注枠を設けている場合もあります。
今からアルファードを手に入れる4つのルート
ルート1:販売店で新車を注文する
もっとも基本的な方法です。注文前に、希望のグレード・パワートレイン・ボディカラーで納期がどうなるかを確認しましょう。メーカーオプションは工場で装着するため、注文後に追加できない点に注意が必要です。複数の販売会社に問い合わせると、納期の違いが分かります。
ルート2:販売店の在庫車を探す
販売店が見込みで確保している在庫車なら、注文より早く納車される可能性があります。グレードや色、オプションは選べませんが、「とにかく早く乗りたい」人には有力な選択肢です。販売会社の公式サイトに在庫車のページを設けている例もあります。
ルート3:KINTO(サブスク)を利用する
トヨタのサブスクリプション「KINTO」でもアルファードを扱っています。KINTOは販売店とは別の生産枠を持つため、受注停止期間中も契約できた時期がありました。ただし、車は自分の所有にならず、契約期間が終われば返却します。長く乗り続けたい人や、自由にカスタムしたい人には向きません。
ルート4:登録済み未使用車や中古車を選ぶ
すぐに乗りたい場合は、登録済み未使用車や中古車も検討できます。ただし40系は人気が高く、新車価格を上回る価格の個体もあります。購入前に、新車の見積もりと比べて割高になっていないかを確認しましょう。改良前のモデルを選ぶ場合は、周波数感応型ショックアブソーバーなど改良で加わった装備がない点も考慮が必要です。
| ルート | 納車までの早さ | 仕様の自由度 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 新車を注文 | 数カ月が目安 | 高い | 仕様にこだわりたい人 |
| 在庫車 | 早い場合がある | 低い | 早さを優先する人 |
| KINTO | プランによる | 中程度 | 所有にこだわらない人 |
| 未使用車・中古車 | 早い | 低い | 今すぐ必要な人 |
購入前に知っておきたい注意点
転売禁止の誓約書を求められる場合がある
長納期の人気車では、「納車から一定期間は転売しない」という誓約書を求める販売店がありました。アルファードもその例として報じられています。現在の運用は販売店ごとに異なるため、契約時に確認してください。
盗難対策は必ず検討する
アルファードは盗難の被害が多い車種として、警察が注意を呼びかけてきました。2026年6月の改良後には、新たに標準装備された盗難防止機能を評価して乗り換える人もいると販売店が話しています。ハンドルロックやセキュリティ装置の追加、車両保険の補償内容も合わせて検討しましょう。
ライバル車も比較しておく
日産の新型エルグランドは2026年7月16日に発売されました。一方、アルファードの販売店は、アルファードの購入者は指名買いが多く、エルグランドと比べる人は少ないと話しています。それでも、価格や納期で比べる価値はあります。
よくある質問
Q. 新型アルファードは今でも買えないのですか?
いいえ。2026年11月時点では、販売店で注文できる状態です。ただし、販売店や仕様によって納期は異なります。
Q. 納期はどのくらいですか?
トヨタ公式の工場出荷時期の目処は、ガソリン車とハイブリッド車で2〜3カ月程度と報じられています。販売店の公表では2027年1月以降という例もあるため、契約前に確認してください。
Q. 一番安いグレードはいくらですか?
ガソリン車の「Z」(2WD)と、ハイブリッド車の「G」(2WD)がどちらも559万9,000円です(消費税込みのメーカー希望小売価格)。
Q. ハイブリッドXはなくなったのですか?
はい。2026年6月の一部改良でハイブリッドXは廃止され、代わりにハイブリッドGが入門グレードになりました。
Q. PHEVは選びやすくなりましたか?
はい。改良でZグレードにもPHEVが設定され、764万9,400円から選べるようになりました。以前はExecutive Loungeのみの設定でした。
まとめ
- 2026年11月時点で、新型アルファードは注文できる状態
- 2026年6月3日の一部改良で、ハイブリッドGとPHEVのZが加わり、ハイブリッドXは廃止
- 価格は559万9,000円から1,069万9,700円(Spacious Loungeを除く)
- 納期は公式目処と販売店の目安で差があるため、契約前の確認が必須
- 早く乗りたいなら、在庫車・KINTO・未使用車も比較する
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参考情報
- トヨタ アルファード 公式サイト(toyota.jp)
- アルファード納期情報(千葉トヨペット)
- トヨタ、アルファード/ヴェルファイアを一部改良(Car Watch)
- アルファード お買い得な新グレードを新設定(carview!)
- トヨタ「アルファード」改良モデル発売 販売店に聞いた最新状況は?(carview!)
- トヨタ新型「アルファード」なぜ発売早々に受注停止?(くるまのニュース)
※価格は消費税込みのメーカー希望小売価格です。最新の情報はメーカー公式サイトまたは販売店でご確認ください。(2026年11月時点の情報)

