SUV市場で圧倒的人気を誇るトヨタ・RAV4。
しかし「燃費はいいの?」「ハイブリッドとガソリン、どっちが得?」といった疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
この記事では、RAV4の実燃費を徹底比較し、ハイブリッドとガソリンモデルそれぞれのメリット・デメリット、そして使用シーンに応じた選び方まで網羅的に解説します。
目次
RAV4のカタログ燃費を比較(2025年モデル)
モデル | 駆動方式 | カタログ燃費(WLTCモード) |
---|---|---|
ガソリン(X・G) | 2WD/4WD | 約15.2km/L(2WD)〜14.5km/L(4WD) |
ハイブリッド(HYBRID X・G) | 2WD/4WD | 約21.4km/L(2WD)〜20.6km/L(E-Four) |
プラグインハイブリッド(PHV) | 4WD | 約22.2km/L(+EVモード走行可) |
➡ カタログ値上はハイブリッドが圧倒的に燃費が良いことがわかります。
実際のオーナーによる実燃費は?
カタログ燃費は参考値であり、実際の燃費は走行環境や運転スタイルによって異なります。各モデルの実燃費の平均値を、オーナー口コミなどをもとにまとめました。
モデル | 実燃費平均(km/L) | 備考(街乗り〜郊外含む) |
---|---|---|
ガソリン(2WD) | 約11〜13km/L | 都市部では10km/L前後になることも |
ハイブリッド(2WD) | 約15〜18km/L | 市街地でより好燃費を発揮 |
ハイブリッド(E-Four) | 約14〜17km/L | 高速道路ではガソリンと大差ないことも |
PHV(EV走行込み) | 実質20〜30km/L相当 | 日常はEVモードでガソリン未使用も可能 |
➡ 燃費を重視するならハイブリッド・PHVが有利ですが、使用頻度・距離で元が取れないケースも。
年間ガソリン代で比較(年間10,000km走行・ハイオク155円/L換算)
モデル | 年間ガソリン代 | 燃費目安(km/L) |
---|---|---|
ガソリン | 約119,000円 | 13km/L |
ハイブリッド | 約86,000円 | 18km/L |
PHV(EV併用) | 約50,000〜70,000円相当 | 22km/L+α |
➡ ハイブリッドは年間3〜4万円程度の燃料代節約が可能。
ハイブリッド vs ガソリン|どう選ぶ?
✅ ハイブリッドを選ぶべき人
- 通勤や買い物で街乗りが中心
- 年間走行距離が10,000km以上
- 燃費やCO₂排出を気にする
- 初期費用が多少高くても、トータルコストで得したい
✅ ガソリンモデルが向いている人
- 初期費用をできるだけ抑えたい
- 維持費より車両価格の安さを重視
- 年間走行距離が5,000km前後
- オフロード・アウトドアを重視(Adventureグレードあり)
燃費以外に注目すべきポイント
比較項目 | ハイブリッド | ガソリン |
---|---|---|
車両価格 | 高め | 安価で選択肢が多い |
加速性能 | 高トルクでスムーズ | ガツンとしたパワー |
税金(重量税) | エコカー減税対象 | 一部非対象 |
静粛性 | モーター走行で静か | エンジン音あり |
整備費用 | 高め(バッテリー等) | 比較的リーズナブル |
結論|「燃費」で選ぶならハイブリッドが有利!でもバランスも大事
RAV4のハイブリッドは、都市部や日常利用での燃費性能が優れており、静粛性・環境性能でも高評価です。一方、ガソリン車は車両価格が安く、アウトドア性能に優れたモデル(Adventureなど)が豊富。
つまり、どちらが「正解」かは使用環境と重視するポイントによります。
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