【実録レビュー】N-BOXは車中泊に最適?フルフラットの寝心地と快適化のコツを徹底解説!

【実録レビュー】N-BOXは車中泊に最適?フルフラットの寝心地と快適化のコツを徹底解説!

「軽自動車で車中泊できる?」
「N-BOXでフルフラットにして寝れるの?」
そんな疑問を持つ方のために、この記事ではホンダN-BOXでの車中泊の実態と快適に過ごすためのポイントを実体験ベースで徹底解説します。

軽キャンに興味があるけど、専用車両まではいらない。そんなミニマル志向の方にとって、N-BOXは最良の選択肢になり得ます。

画像引用元 : ホンダ公式サイト

目次

N-BOXで本当に車中泊できるの?結論:できます【ただし工夫は必要】

画像引用元 : ホンダ公式サイト

N-BOXは軽自動車でありながら室内空間が非常に広く、リアシートの格納によって完全にフラットな就寝スペースを確保することが可能です。
筆者(身長174cm・体重65kg)も実際に一晩寝てみましたが、横向き・仰向けともに問題なしでした。

フルフラット寸法(2023年型 N-BOXカスタム EX)

  • 長さ:約195cm(助手席後方からリアゲートまで)
  • 幅:約120cm(ホイールハウス間)
  • 高さ:約125cm(床から天井)

このサイズなら、大人2名+小さなお子さん1人程度まで対応可能です。

画像引用元 : ホンダ公式サイト

N-BOXで快適な車中泊をするための工夫5選

① マットレスは必須アイテム

N-BOXはシートを倒しても多少の段差が残ります。5〜8cmの折りたたみマットレスやエアマットを用意することで寝心地が激変します。

おすすめは3分割できる高反発タイプ。収納にも便利で、日中はラゲッジに格納できます。

② 遮光カーテン・サンシェードでプライバシー確保

  • 車中泊では外からの視線が気になる
  • 夏は日差し・冬は断熱対策が必要

純正サンシェードもありますが、DIYの断熱カーテンやAmazonで買える汎用品でも十分機能します。

③ モバイル電源・バッテリーがあると安心

  • スマホの充電
  • USB扇風機や電気毛布の使用
  • LEDランタンの補助電源

筆者はJackery 240Whを使っていますが、1泊程度の車中泊なら十分です。

④ 折りたたみテーブル&クッション

  • 食事やPC作業にはテーブルがあると快適
  • 背もたれ用クッションで映画鑑賞も可

インテリアにマッチする木目調ローテーブル+ウレタンクッションがおすすめ。

⑤ 寝袋 or ブランケットは季節に応じて

  • 夏場:速乾タイプの寝袋(シュラフ)
  • 冬場:ダウンブランケット+カイロ

軽だから寒いという印象がありますが、断熱シート+ブランケットでかなり改善できます。

他の軽自動車と比べてN-BOXは車中泊に強い?

車種名室内長さ室内幅車中泊評価(5段階)
N-BOX約2240mm約1350mm★★★★★
スズキ スペーシア約2150mm約1320mm★★★★☆
ダイハツ タント約2150mm約1340mm★★★★☆
日産 ルークス約2120mm約1320mm★★★☆☆

N-BOXは全高とフラットのしやすさで一歩リードしており、天井の高さにより圧迫感が少ないのも好ポイント。

2023年モデル(JF5/6型)N-BOXの進化点と車中泊への影響

2023年にフルモデルチェンジされたN-BOX(3代目)は、車中泊との相性がさらに向上しました。

  • 低床・高天井設計がさらに進化
  • リアシートの格納がスムーズに
  • 防音性・遮音性がUPして就寝時に快適

さらに、カスタムターボグレードでの車中泊は「走りも楽しめて寝られる」という欲張り仕様としても人気です。

N-BOXで車中泊するのに必要な費用の目安(2名1泊)

項目費用目安補足
マットレス約5,000〜8,000円3分割・高反発タイプ推奨
サンシェード約4,000円フルセットで6面分
ポータブル電源約30,000円〜Jackery・Ankerなど信頼ブランドがおすすめ
LEDランタン約2,000円〜USB充電式+調光可能が便利
寝具(ブランケット)約3,000円〜季節により変動
小型テーブル&椅子約4,000円〜折りたたみ式が収納に便利

合計:ざっくり5万円以内で“快適な軽キャン仕様”が実現できます。

筆者の実体験レビュー|1泊2日の車中泊旅 in 長野

筆者は実際にN-BOXで長野の道の駅+キャンプ場で車中泊を体験。以下のようなメリット・デメリットが見えてきました。

メリット

  • 軽なのに天井が高く圧迫感なし
  • 音が静かで眠りやすい
  • 朝の撤収がスムーズ(電動スライドドア)

デメリット

  • 段差処理はマット必須
  • 荷物を積みすぎると展開スペースが狭くなる
  • 冬は外気温の影響が大きいため断熱必須

今回の車中泊レビューで使用した車両:ニッポンレンタカー 駒沢店でレンタル

今回のN-BOX車中泊レビューに使用した車両は、ニッポンレンタカー 駒沢店にてレンタルしました。
同店ではN-BOXをはじめとする軽自動車・コンパクトカーも多数取り扱っており、メンテナンス状態が良く、安心して利用できる車両が揃っています。

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特に都内で車中泊の体験や試乗をしたい方には、アクセスの良い駒沢店はおすすめです。筆者もオンラインで予約し、当日スムーズに借りることができました。

よくある質問(FAQ)

Q. N-BOXで2人寝られますか?
→ はい、余裕を持って寝られます。ただし寝具と段差処理の工夫が前提です。

Q. 冬の車中泊は寒くない?
→ 簡易断熱+ブランケット+小型ヒーターで対応可能ですが、完全な防寒にはなりません。標高の高い場所は避けましょう。

Q. 車検・法規上問題はない?
→ 走行中に寝るなどしなければ、車中泊そのものに法的な問題はありません。ただし道の駅やPAでのマナーは厳守を。

N-BOXは“最強の軽キャン”にもなれる1台

ホンダN-BOXは単なる軽自動車ではありません。
工夫次第で、気軽に泊まれる“モバイルホテル”としても活躍する1台です。

  • 軽自動車で車中泊をしたい
  • 高額なキャンピングカーまでは必要ない
  • ソロや2人旅をもっと自由に楽しみたい

そんな方にとって、N-BOXはコスト・快適性・使いやすさの三拍子が揃った最高の相棒になるでしょう。

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