【2025年最新】新型N-BOXカスタムターボ徹底レビュー|軽とは思えない走りと高級感の正体とは?

【2025年最新】新型N-BOXカスタムターボ徹底レビュー|軽とは思えない走りと高級感の正体とは?

「軽自動車ってパワー不足で物足りない…」
「家族で乗るにも、街乗りでも、妥協せずに乗れるN-BOXが欲しい」
そんな声に応えるのが、2023年秋にフルモデルチェンジされた新型N-BOXカスタムターボです。

本記事では、スペック・走行性能・デザイン・燃費・維持費・おすすめグレードに加え、試乗でわかった独自の感想も交えて、他にはない深掘りレビューをお届けします。

画像引用元 : ホンダ公式サイト

目次

新型N-BOXカスタムターボとは?|進化のポイントを総まとめ

N-BOXシリーズの最上級に位置するのが「カスタムターボ」。
特に新型(JF5/6型)では、デザイン・安全性・走行性のすべてがアップデートされ、軽自動車の枠を超える満足感を提供しています。

項目内容
発売時期2023年10月(フルモデルチェンジ)
型式JF5(FF) / JF6(4WD)
エンジン0.66L 直列3気筒 DOHCターボ
トランスミッションCVT
駆動方式FF / 4WD
最高出力64PS(47kW)/6,000rpm
最大トルク104Nm/2,600rpm

特筆すべきは、低回転域から感じられる力強い加速感。軽ターボにありがちなラグが抑えられており、都市部の合流や坂道も不安なしです。

N-BOXカスタムターボの走りは「軽じゃない」加速感

ターボモデル最大の魅力は「街乗りでの爽快感」。
実際に筆者が都内から首都高を走った印象では、合流の加速が驚くほどスムーズで、NAモデルとの差は歴然でした。

実際の試乗で感じたポイント

  • 発進直後のレスポンスが鋭い
  • 渋滞中のストップ&ゴーもストレスなし
  • 高速走行中の追い越しでも余裕を持って加速
  • CVTとのマッチングが良好で変速ショックも少ない

NAでは「もう少しパワーが欲しい」と感じるシーンでも、カスタムターボなら一切不満なし。子どもを乗せての送り迎えや通勤でも、余裕をもって運転できます。

外観デザイン|ノーマルとは一線を画す高級感

カスタムターボのフロントフェイスは、無塗装樹脂を排したメッキ仕上げ+LEDヘッドランプが標準。重厚感と上質さが同居するデザインで、まるで高級ミニバンのような存在感です。

  • 専用グリル&バンパー(メッキ仕上げ)
  • LEDシーケンシャルウインカー(流れるタイプ)
  • エアロスタイルのリアディフューザー
  • ダークメタリック塗装のアルミホイール(14or15インチ)

「軽自動車に見られたくない」という人にもピッタリ。近所のスーパーでも、ひときわ目を引くルックスです。

内装・装備|N-BOXとは思えない上質空間

カスタムターボの内装は、黒×クローム調のコンビネーションが光る高級感仕様

  • シート:撥水ファブリック(ステッチ入り)
  • ステアリング:本革巻き(ターボ専用)
  • パネル類:ピアノブラック調&クローム加飾
  • メーター:マルチインフォディスプレイ(カラー)

さらにHonda SENSINGも全車標準装備。ブラインドスポット情報や前後誤発進抑制、オートハイビームなど、安全装備は普通車クラスと遜色ありません。

燃費性能|ターボでも意外に優秀!

「ターボって燃費悪くない?」と思われがちですが、新型N-BOXカスタムターボのWLTCモード燃費は20.3km/L(FF)と良好。

駆動方式カスタムNAカスタムターボ
FF21.6km/L20.3km/L
4WD20.2km/L19.4km/L

1km/L程度の差で、これだけの走行性能を得られるならコスパは抜群です。

価格・グレード構成|意外とお手頃なターボモデル

2025年現在、N-BOXカスタムターボは以下の価格帯で販売されています(車両本体・税込)。

グレード駆動方式価格(税込)
カスタムターボ(EX)FF約1,943,000円
カスタムターボ(EX)4WD約2,063,000円

安全装備・内装・エクステリア・走行性能を総合して考えると、200万円以下で手に入るのは驚異的です。

他モデルとの比較|ソリオ・ルークス・タントと比べてどう?

N-BOXカスタムターボとよく比較されるモデルと、簡易比較をしてみました。

車種名価格帯(税込)エンジン最大トルク特徴
N-BOXターボ約194〜206万円660ccターボ104Nm軽とは思えぬ加速と質感が魅力
ソリオ約188〜230万円1.2LマイルドHV118Nm5人乗り対応。室内もさらに広い
ルークス約175〜210万円660ccターボ100Nm電動スライドドアと安全装備が◎
タントカスタム約180〜215万円660ccターボ100Nm室内高が最大。子育て層に人気

軽の中では走行性能・質感の高さ・総合バランスでN-BOXカスタムターボが一歩リードしています。

購入前の注意点|ターボだからこその「落とし穴」も?

以下の点には注意が必要です。

  1. 点検費用がやや高め(ターボエンジンゆえ)
  2. レギュラーガソリン仕様だが、短距離走行ばかりだと燃費が落ちやすい
  3. 人気ゆえに納期が長くなる場合あり(2025年春は平均1〜2ヶ月)

それでも、満足度はNAモデル以上。走りに妥協したくない人には最適です。

筆者のまとめ|カスタムターボは「軽の上限を超えた1台」

筆者自身がNA→ターボへと乗り換えた経験から言えるのは、「一度ターボを知ると戻れない」ということ。

N-BOXの快適さ・広さ・利便性に加え、走る喜びと上質感まで手に入れられるカスタムターボは、現代のベストバイ軽自動車と言えるでしょう。

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