「BMW M2って今いくらで買える?」「コンペティションとCS、どちらが良い?」「維持費は?」
そんな疑問を持つ方に向けて、BMW M2の中古市場動向と後悔しない選び方を徹底解説します。
M2は、BMW Mシリーズの中でも“走りの純度”が最も高いモデルとして多くのファンに支持されています。
コンパクトなボディにFR+直6ターボを搭載し、ドライビングプレジャーを体現する1台。2025年現在、初代F87から新型G87まで幅広い世代が市場に流通しており、価格帯や性能のバランスも多彩です。
この記事では、最新の中古価格相場・グレードごとの違い・選び方のコツ・注意点まで、BMW M2を購入検討中の方に役立つ情報をまとめています。
BMW M2とは?唯一無二の「小さな猛獣」
BMW M2は、2016年に初代(F87型)として登場。M3/M4譲りの高性能直6エンジンと、軽量・コンパクトなボディが融合した「ピュアな走り」が魅力。
2023年には新型G87型が登場し、よりパワフルで快適性も進化。まさにサーキットも日常も楽しめる**“最強のバランス型Mカー”**として評価されています。
BMW M2の中古価格相場【2025年4月最新版】
現在市場で流通しているM2の価格帯を世代別・グレード別にまとめました。
BMW M2 中古相場比較表
世代 | グレード | 年式 | 中古価格帯(万円) | 特徴 |
---|---|---|---|---|
F87 | M2(標準) | 2016〜2018 | 480〜600 | 3.0L直6ターボ(N55)、最初期モデル |
F87 | M2 コンペティション | 2018〜2021 | 580〜750 | 3.0L直6ツインターボ(S55)、M3/M4譲り |
F87 | M2 CS | 2020限定 | 850〜1,150 | 軽量化&専用足回り、6MT&DCT選択可 |
G87 | 新型M2 | 2023〜 | 850〜1,150 | 新デザイン、最新安全装備&460ps |
※走行距離、事故歴、認定保証の有無によって前後します
特に人気が高いのは「M2 コンペティション(F87)」と「新型M2(G87)」。コンペティションは中古の流通も多く、価格と性能のバランスが良いです。
用途別おすすめグレードはこれ!
M2はどのグレードも高性能ですが、使い方に応じてベストな選択肢が変わります。
おすすめグレード比較表
グレード | 向いている人 | 特徴 |
---|---|---|
M2(F87) | 初めてのMカー・価格重視 | 単ターボで扱いやすく、価格も比較的控えめ |
M2 コンペティション | トータルバランス重視 | M3直系のS55エンジン搭載、走行性能と快適性を両立 |
M2 CS | サーキット志向・コレクター向け | カーボンパーツ装備、世界限定車で資産価値も高い |
新型M2(G87) | 最新装備・デザイン重視 | 460ps、デジタル系装備が充実し日常性能も◎ |
M2 CSは中古価格が高騰傾向にあり、長期保有目的や将来的な資産価値を見込む人にもおすすめです。
購入前に注意したいチェックポイント
エンジンオイルの管理履歴
高出力エンジンのため、オイル管理が悪いとターボへのダメージが進行している可能性も。点検記録簿や整備履歴は必須確認。
6MT or DCTの違い
M2はAT(DCT)とMTの選択が可能。ATの方が日常使いは快適ですが、Mらしさを重視するなら6MTがおすすめ。中古市場でもMTはプレミア化しやすい傾向にあります。
足回り・ブッシュ類の劣化
サーキット走行歴がある個体は、ショックやブッシュ類の疲労が進んでいることもあるため注意。
タイヤやブレーキ残量
Mモデルは消耗部品の価格も高め。購入時には前後タイヤ・パッドの残量も要チェックです。
まとめ|BMW M2は「ドライバーのためのM」として唯一無二
・2025年現在、BMW M2の中古価格は480万〜1,150万円と幅広い
・おすすめはバランス最強の「M2 コンペティション」または希少性重視の「M2 CS」
・6MTモデルは将来価値にも期待でき、MTを楽しみたい方に最適
・購入時は整備記録・クラッチ・オイル管理状況を入念にチェック
コンパクト×FR×直6という組み合わせが少なくなっている今、M2は“ドライバーに寄り添う最後のM”かもしれません。
欲しいと思ったその時が、“ベストタイミング”です。