2019年の生産終了から7年。三菱自動車のフラッグシップクロスカントリーSUV「パジェロ」がついに日本市場に復活します。2026年1月の東京オートサロン2026・続く2026年4月10日の三菱自動車社長会見にて、2026年内に新型クロスカントリーSUVを日本で発売する方針が公式表明されました。
本記事では2026年5月時点の最新情報をもとに、新型パジェロの発売時期・トライトンベースのプラットフォーム・デザイン・パワートレイン・価格予想・ライバル比較までを徹底解説します。
三菱新型パジェロ復活が公式決定【2026年5月最新まとめ】
- 2026年1月:東京オートサロン2026で三菱自動車社長が「2026年に新型クロスカントリーSUV投入」を宣言
- 2026年4月10日:三菱自動車社長が朝日新聞会見で「年内SUV発売」方針を再度表明
- 発売時期予想:2026年10月頃が最有力(カー・オブ・ザ・イヤーノミネートを意識)
- ベース車両:ピックアップトラック「トライトン」と共通のラダーフレーム
- パワートレイン:まずディーゼル始動の可能性が高い
- 狙い:ランクル一強時代に風穴を開けるボクシーフォルム
三菱社長による2回の公式発表|2026年1月オートサロン&4月会見
新型パジェロ復活が単なる噂レベルから「公式決定」のレベルに引き上げられた決定的瞬間は、2026年1月9日にスタートした東京オートサロン2026での三菱自動車社長による発言です。「26年に新型クロスカントリーSUVを投入する」と明言され、業界に大きな衝撃を与えました。
さらに2026年4月10日には朝日新聞をはじめとする大手メディアの取材に対し、社長が改めて「新たなクロスカントリーSUVを年内に日本で発売する方針」を表明。これにより、新型パジェロ発売は事実上確定したと業界では受け止められています。
新型パジェロの発売時期予想|2026年10月頃が最有力
「年内発売」という社長コメントから、具体的な発売時期は2026年10月頃が最有力候補とされています。理由は以下の通りです。
- 「2026-2027 日本カー・オブ・ザ・イヤー」のノミネート対象期間に間に合うタイミング
- 東京モーターショー(ジャパンモビリティショー)などの大型イベントとも親和性が高い
- 三菱の年度後半商戦期で販売押し上げ効果を狙える
- 競合のランクル250・FJの納期長期化中で需要を取り込みやすい
ただし「年内」という表現に幅があるため、2026年11〜12月にずれ込む可能性も視野に入れておくのが現実的です。詳細な発表時期は2026年夏のオートサロン・モビリティショーなどで明らかになると予想されます。
ベースはピックアップトラック「トライトン」|共通プラットフォーム解説
新型パジェロの最大の特徴は、2024年から日本市場に再導入されたピックアップトラック「トライトン」と共通のラダーフレームプラットフォームを採用すると見られている点です。これは旧型パジェロ(V97W系)の「モノコック+ビルトインラダー」構造とは異なる、純粋なボディオンフレーム構造です。
トライトンベースのメリットは「本格的なオフロード走破性」と「開発費の合理化」。すでにアジア圏で好評のクロスカントリーSUV「パジェロスポーツ(仮称:将来日本名パジェロ)」をベースに、日本仕様にチューニングされた形で導入される可能性が高いです。
デザイン予想|ボクシーフォルムでランクルに対抗
新型パジェロのデザインは、報道や予想CGからすると「ボクシーで角張ったフォルム」になる見込みです。これはランドクルーザー250・FJと真っ向勝負する狙いがあり、丸目LEDヘッドライト+縦長グリル+直線基調のサイドビューといった、伝統的クロスカントリー意匠の現代的解釈が予想されています。
カラーバリエーションも、伝統のオレンジ・ホワイト・ダークグリーンなど、パジェロらしいアウトドアテイストを意識したラインナップになると予想されます。
パワートレイン|ディーゼル始動・将来的にPHEV追加の可能性
業界誌の報道によれば、新型パジェロは「まずディーゼル始動」が濃厚です。具体的にはトライトンと共通の2.4Lクリーンディーゼルターボ(最高出力204PS・最大トルク470Nm)が搭載される見込み。ランクル250ディーゼルが受注停止状態にある現状を考えれば、強力なライバル候補となります。
将来的には三菱の得意分野であるPHEV(プラグインハイブリッド)モデル追加も期待されています。アウトランダーPHEVで実績のある電動技術を活かせば、燃費・静粛性・電動走行のメリットを兼ね備えたユニークなクロスカントリーSUVが誕生する可能性があります。
ボディサイズと走破性|本格クロスカントリー復活
| 項目 | 新型パジェロ(予想) | 旧型パジェロ(V97W) |
|---|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4900×1930×1830mm前後 | 4900×1875×1900mm |
| ホイールベース | 2870mm | 2780mm |
| 最低地上高 | 220mm前後 | 225mm |
| プラットフォーム | トライトン共通ラダー | モノコック+ビルトインラダー |
| 渡河水深 | 700mm前後 | 700mm |
新型はトライトンベースの本格ラダーフレームを採用することで、旧型を超える走破性能を実現すると予想されています。「パリ・ダカール・ラリー」で12回優勝を成し遂げたパジェロの伝統が、新型でも継承される見込みです。
価格帯予想|400万〜600万円台の戦略的設定
| グレード予想 | 価格帯予想 | 主な装備 |
|---|---|---|
| GL(ベース) | 400万〜450万円 | 2.4Lディーゼル・ベーシック装備 |
| GLX | 470万〜530万円 | レザーシート・先進安全装備強化 |
| GLS(フラッグシップ) | 550万〜600万円 | 3列シート・専用内装・スーパーセレクト4WD-II |
ランクル250(520〜735万円)・ランクルFJ(400万円台予想)と比較して、「ランクルより安く、FJより本格的」という独自ポジションを取る価格設定になりそうです。
グレード構成予想|実用GLからフラッグシップGLSまで
新型パジェロのグレード構成は、旧型を踏襲したシンプルな3グレード構成(GL・GLX・GLS)が有力です。GLは実用本位、GLXはバランス型、GLSはフラッグシップという棲み分けで、ユーザー層を幅広くカバーする戦略が予想されます。
注目すべきは三菱独自のスーパーセレクト4WD-IIを上位グレードに採用するかどうか。これは伝統的なパジェロの「走破性能の象徴」とも言える装備で、復活モデルにこそ搭載されるべきと多くのファンが期待しています。
ライバル比較|ランクル250・FJ・ジムニーノマド・ディフェンダー
| 車種 | 価格帯 | パワートレイン | 強み |
|---|---|---|---|
| 新型パジェロ(予想) | 400〜600万円 | 2.4Lディーゼル | ラリー伝統・スーパーセレクト4WD |
| ランクル250 | 520〜735万円 | 2.7Lガソリン/2.8Lディーゼル | ブランド力・本格4WD |
| ランクルFJ | 400万円台予想 | 2.7Lガソリン | コンパクト本格4WD |
| ジムニーノマド | 250万円前後 | 1.5Lガソリン | 小型軽量・コスパ |
| ディフェンダー110 | 800〜1300万円 | 多彩なPT | 英国ラグジュアリー |
同じトヨタ系のランクルFJ予約開始情報や新型ランクルプラド(=ランクル250)の最新情報も合わせて比較検討すると、自分に合うクロカンが見えてきます。
パジェロの歴史と復活の意義|2019年生産終了から7年
パジェロは1982年初代登場以来、4代にわたり生産された三菱の象徴的クロスカントリーSUVです。1985年から2009年までパリ・ダカール・ラリーに参戦し、通算12回の総合優勝を達成。日本のクロスカントリーSUV史を語るうえで欠かせない名車です。
2019年に4代目の生産が終了し、惜しまれつつ姿を消したパジェロですが、ランクルの世界的人気とクロスカントリーSUV市場の活況を受けて「2026年に復活」という形で帰ってくることになりました。日本のSUV市場にとって、これは2024年のランクル250登場・2025年のFJ発表に続く、近年最大級の話題となるでしょう。
購入検討の判断軸|パジェロを待つべきユーザーの条件
- 本格クロカン志向のユーザー:ランクル一辺倒からの脱却を検討したい人
- ディーゼルを求める人:ランクル250ディーゼルの受注停止中の代替として最有力
- パジェロブランドファン:往年の名車復活を直接体験したい人
- 500万円前後で本格SUVを探す人:ランクル250より手頃な選択肢として
- 新車をすぐに購入できる人:受注停止の競合に対し短納期で買える可能性
まとめ|2026年は「クロカン復活元年」|パジェロ予約準備を急げ
2026年5月時点の新型パジェロ情報をまとめると以下の通りです。
- 2026年1月・4月の社長公式発表により、2026年内日本発売が事実上確定
- 10月頃の発売が最有力、トライトン共通ラダーフレーム採用
- パワートレインは2.4Lディーゼル始動、将来的にPHEV追加の可能性
- 価格帯は400〜600万円の戦略的設定
- ランクル一強時代への挑戦と、伝統のスーパーセレクト4WD-II継承への期待
2024年のランクル250、2025年のランクルFJに続き、2026年は新型パジェロ復活でクロスカントリーSUV市場が一気に活況を呈します。発売前から予約が殺到する可能性が高いため、購入を検討している方は三菱ディーラーへの早めの相談・情報収集が必須です。
- 新型パジェロの日本発売はいつ?
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2026年10月頃が最有力です。2026年1月の東京オートサロン2026および2026年4月10日の三菱自動車社長会見にて、2026年内に新型クロスカントリーSUVを日本で発売する方針が公式表明されています。カー・オブ・ザ・イヤーのノミネート対象期間を意識したタイミングと業界で予想されています。
- 新型パジェロの価格はいくらになる?
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400万〜600万円台が業界予想です。グレード別ではGL(ベース)が400〜450万円、GLXが470〜530万円、GLS(フラッグシップ)が550〜600万円という構成が予想されています。ランクル250(520〜735万円)より手頃な戦略的価格設定が見込まれます。
- 新型パジェロはどんなエンジンを搭載する?
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業界誌の報道によれば、まずトライトンと共通の2.4Lクリーンディーゼルターボ(最高出力204PS・最大トルク470Nm)が搭載される見込みです。将来的にはPHEV(プラグインハイブリッド)モデル追加の可能性もあります。
- ランクル250と新型パジェロのどっちを選ぶべき?
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ブランド力・リセール重視ならランクル250、コストパフォーマンスとラリー伝統重視なら新型パジェロが有力です。ランクル250ディーゼルが受注停止中である現状を踏まえると、新型パジェロのディーゼル始動は強力な選択肢になります。
- 新型パジェロはトライトンと何が違う?
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プラットフォームは共通ですが、トライトンはピックアップトラック(荷台付き)、新型パジェロはSUV(クローズドボディ・3列シート可能)です。サスペンションチューニング・内装の上質化・先進安全装備の強化など、SUVとしての快適性と走行性能が高められます。
- PHEVモデルは出る?
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発売初期はディーゼルから始まりますが、将来的にPHEV追加の可能性は高いと予想されています。三菱はアウトランダーPHEVでハイブリッド技術の実績があり、パジェロにもこの技術を投入することで、燃費・静粛性・電動走行のメリットを兼ね備えたユニークなモデルが誕生する見込みです。
- 予約はいつから開始される?
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2026年5月時点で正式な予約開始日のアナウンスはありません。発売時期が2026年10月予想であることを考えると、予約開始は2026年7月〜9月頃が有力です。三菱ディーラーへの早めの相談・予約意向の伝達がおすすめです。
- パジェロブランドが復活する理由は?
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ランクルを中心に世界的なクロスカントリーSUV市場が活況を呈しており、三菱としても歴史と知名度のあるパジェロブランドを復活させることで、強力なライバル車に対抗する戦略です。「パリ・ダカール・ラリー12回優勝」というブランド資産は、新型でも大きな訴求力を持つと判断されたためです。

