「アルファードの中古って意外と安いけど、なんで?」「値崩れしてるって本当?」
そんな疑問を持つ方へ。
この記事では、中古アルファードが安くなる理由と、実はリセールバリューが高いとされる事実との関係性をわかりやすく解説します。
さらに、年式別の価格相場・買って後悔しないためのチェックポイントも網羅。購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
アルファードの中古車が「安く見える」主な理由とは?
1. 旧型モデルが一気に安くなるタイミングがある
2023年にフルモデルチェンジされた現行40系登場により、30系(2015〜2023)が一気に値下がり中。
特に20系(2008〜2014)は状態により100万円台前半〜の物件も多数。
➡ 「中古が安い=不人気」ではなく、新型の影響による“正常な価格調整”ともいえます。
2. 個体数が多すぎて価格競争が激しい
アルファードはファミリー層や法人需要も多く、中古市場に出回る台数が非常に多いのが特徴。
グレードやオプション、年式・走行距離による価格差が出やすく、結果として一部が割安に見える現象が起きています。
3. 走行距離が多い個体が目立つ
ファミリー・送迎車・法人などに多く使われていた車両は、10万km超えもザラ。
見た目はキレイでも中身にガタが来ている場合もあり、「安い中古車」に注意が必要です。
リセールバリューは実は高い?その理由と背景
アルファードは中古が安く見える一方で、リセールバリューが高い車種としても有名です。
車種 | 3年後の残価率(目安) |
---|---|
アルファード(SC) | 約75%〜80% |
ヴェルファイア | 約60〜70% |
セレナ | 約50〜60% |
特に上位グレードやモデリスタエアロ付き、パールホワイトなどは再販価格も高く、業者オークションでも需要があります。
年式別:中古アルファードの価格相場(2025年現在)
年式 | グレード例 | 走行距離 | 中古相場目安 |
---|---|---|---|
2023 | SC / Z | 1万km以内 | 480〜680万円 |
2020 | S Cパッケージ | 3万km前後 | 390〜530万円 |
2017 | S Aパッケージ | 5〜7万km | 270〜380万円 |
2014 | 240S / 350S | 8〜10万km | 150〜240万円 |
➡ 人気・高年式モデルは値落ちが少なく、古いモデルほど価格が安く見える傾向です。
中古アルファードを選ぶ際の注意点とチェックポイント
修復歴の有無を必ず確認
フレーム修正歴がある個体は、価格が安くても避けるのが無難です。
走行距離だけで判断しない
メンテナンス状況・点検記録簿がしっかりある個体を選ぶのが鉄則。
法人・送迎車落ちは注意
「禁煙車」「ワンオーナー」など、前オーナーの使用状況も重要。
結論|安い=損ではない!目的に合った選び方がカギ
アルファードの中古車が安く見える理由は「値崩れ」ではなく、
- 旧型が大量に市場に出回っている
- 走行距離の多い車両が価格を押し下げている
- 状態によりピンキリな市場構造がある
という要因によるものです。
リセールが高いグレードを選べば、将来的な売却時にも得をする可能性があります。
「安さ」ではなく「価値」を見極めて選ぶことが後悔しないコツです。