コンパクトSUVの中でも高い人気を誇るトヨタ「ライズ」。
手頃な価格や運転のしやすさが評価され、街乗りや初めてのマイカーとしても選ばれていますが、実際の購入者の中には「後悔した」「思っていたのと違った」という声も聞かれます。
本記事では、ライズの後悔ポイントやデメリットをリアルな視点から検証しつつ、後悔しないための選び方とライバル車との比較も交えて徹底解説していきます。
画像引用元 : トヨタ公式サイト
トヨタ ライズとは?人気の理由と基本スペック
- 発売開始:2019年(現行モデルは2021年マイナーチェンジ済み)
- 全長:3,995mm|全幅:1,695mm|全高:1,620mm
- パワートレイン:1.0Lターボ or 1.2L自然吸気エンジン(ハイブリッド含む)
- 駆動方式:2WD/4WD
人気の理由
- SUVらしい見た目 × コンパクトなサイズ感
- 200万円以下から新車で購入可能な価格帯
- 安全装備が充実
- ダイハツ・ロッキーとプラットフォーム共有で開発コストを抑制
ライズを買って「後悔した」人のリアルな理由とは?
1. 高速道路での加速に不満
ライズは街中ではキビキビと走れる一方、高速道路での合流や追い越し加速に“力不足”を感じる人も。
1.0Lターボは最大140Nm、1.2Lハイブリッドはトルク型ながら、高速走行ではやや物足りなさを感じるという声が多く見られます。
「高速の合流時にアクセルベタ踏みでも加速しない」
「ターボのラグが気になる」
2. 室内やインテリアの質感がチープ
価格を抑えた設計ゆえに、内装の素材感やデザインが“安っぽい”と感じるユーザーも一定数存在。
特に上位グレードに期待しすぎると、質感のギャップにがっかりする可能性があります。
3. 乗り心地が硬め
サスペンションの設定がやや硬めで、荒れた路面では突き上げを感じやすいとの声が多数。
長距離移動や家族の送迎を想定している方は試乗で確認すべきポイントです。
4. 後部座席と荷室に不満の声も
ライズはコンパクトSUVのため、後席の足元スペースや荷室容量に限界あり。
特にチャイルドシート使用や大柄な同乗者がいる家庭では窮屈さを感じるかもしれません。
4. 後部座席と荷室に不満の声も
ライズはコンパクトSUVのため、後席の足元スペースや荷室容量に限界あり。
特にチャイルドシート使用や大柄な同乗者がいる家庭では窮屈さを感じるかもしれません。
トヨタ ライズの魅力と強みも見逃せない
✅ 圧倒的なコストパフォーマンス
装備が充実していながら、**エントリーグレードなら新車で約180万円前後〜**購入可能。先進安全装備やスマートアシストも搭載されており、同価格帯ではトップクラスの充実度です。
✅ 駐車・取り回しが楽
全長4m以下、最小回転半径4.9mというコンパクトな設計で、都市部や狭い駐車場でも扱いやすい。
✅ SUVらしいデザイン性
見た目はしっかりSUVスタイル。小さくても堂々とした存在感があり、満足度の高いエクステリアに仕上がっています。
他のSUVと比較すると?|ライズの立ち位置
車種 | 全長 | 価格帯 | 燃費(WLTC) | 特徴 |
---|---|---|---|---|
トヨタ ライズ | 約4.0m | 180万〜240万 | 20〜28km/L | 街乗り向け・コスパ◎ |
スズキ クロスビー | 約3.8m | 200万〜230万 | 22km/L前後 | デザイン重視・装備充実 |
日産 キックス | 約4.3m | 280万〜330万 | 23〜25km/L | e-POWER搭載・加速○ |
ホンダ ヴェゼル | 約4.3m | 250万〜350万 | 23〜26km/L | 静粛性と質感が高い |
後悔しないために!ライズ購入時の注意点
- 加速や走行性能は試乗でしっかりチェック
- 内装の質感にこだわるなら上位グレードを検討
- 家族で使うなら後席や荷室のサイズも要確認
- 走行距離が長いならHVモデルの燃費性能にも注目
結論|ライズは「目的が明確な人」に最適な一台
トヨタ・ライズは、価格・サイズ・装備のバランスに優れた優秀なコンパクトSUVです。しかし、すべての人に向いているわけではなく、使い方やこだわりによっては後悔する可能性もあります。
✅ 街乗り中心の方
✅ 初めてのマイカーが欲しい方
✅ コスパ重視で選びたい方
このような方にとって、ライズは十分満足できる選択肢と言えるでしょう。