コンパクトでスタイリッシュな高級車「レクサスCT」。一部では「CTはレクサスの中で恥ずかしい部類」「乗っているとダサいと思われるのでは?」という声も耳にします。
しかし、その印象は本当に正しいのでしょうか?
本記事では、実際の評価や愛用者の口コミをもとに、「レクサスCT=恥ずかしい」という風評の真相と、本当に買って後悔しないためのポイントを多角的に解説します。
目次
「レクサスCTは恥ずかしい」と言われる理由
- エントリーモデルであるがゆえの“格下感” → レクサスの中では価格帯が最も安く、「安いレクサス=恥ずかしい」と見られることも。
- デザインが保守的 → 派手さはないため、地味に見えることがある。
- 生産終了モデルである → 2022年で国内販売を終了したため、古さを感じる人も。
しかしこれらは一部の印象であり、実際は合理的で賢い選択をしているオーナーが多いのも事実です。
デザインに対する評価
- 初代からキープコンセプトで、マイナーチェンジ後はスピンドルグリルを採用
- スポーティで引き締まったスタイルが支持されており、「飽きがこない」「落ち着いた高級感がある」と高評価
乗り心地は?|硬めだが安定感あり
- 足回りは欧州車的な締まりのある味付け
- 路面の凹凸を拾いやすい反面、コーナーでの安定感は抜群
- 街乗り快適性よりも、運転の楽しさやハンドリングを重視する人向け
価格に対する印象|「手が届くレクサス」として評価
新車価格(販売当時) | 中古車価格帯(2025年現在) |
---|---|
約355〜488万円 | 約80〜240万円 |
- 中古では100万円前後から購入可能で、コスパ抜群
- 「国産ハッチバック+α」で手に入る高級感という声も
レクサスCTの魅力とおすすめポイント
- ハイブリッド専用車で燃費性能が非常に優秀(20km/L超)
- 5ナンバーサイズで取り回しも良好、都市部ユーザーにもぴったり
- レクサスならではの静粛性と高い内装品質
- 程よく落ち着いたデザインで大人の品格を感じさせる一台
洗練されたインテリア
- 高級素材をふんだんに使ったコックピット
- センターコンソールやステアリング周辺の造形に高級感あり
- 上位グレードでは本革シートやシートヒーターも標準装備
室内空間と実用性
- 前席は十分広く快適
- 後部座席は身長180cm以上だとややタイト
- ラゲッジ容量は約375Lと、ゴルフバッグ1本+買い物程度には十分
燃費性能|ハイブリッドらしさを活かした実用性
駆動方式 | カタログ燃費(JC08) | 実燃費(ユーザー平均) |
---|---|---|
FF | 約26.6km/L | 約20〜22km/L |
- トヨタプリウスと同様のパワートレイン(1.8L+モーター)を採用
- 燃費重視の都市部ユーザーから高評価
【比較表】同クラスライバル車との評価比較
車種 | 燃費 | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|---|
レクサスCT | 約20km/L | 80〜240万円 | 高級コンパクト、静粛性◎ |
メルセデスAクラス | 約15〜18km/L | 120〜350万円 | 先進性&ブランド力 |
BMW 1シリーズ | 約13〜17km/L | 100〜300万円 | スポーティな走り&内装の質感 |
各モデルの特徴と評価
- CT200h(標準):ベーシックで燃費重視。価格重視の方に◎
- F SPORT:専用グリル・専用サスでスポーティ感UP。男性人気高め
- バージョンC/L:快適装備が充実。女性や落ち着いた層に人気
CTの立ち位置とおすすめポイント
- レクサスの“初めての1台”として最適
- コンパクトで使いやすく、「大人のプリウス」とも言える存在
- 若年層〜中高年まで幅広く支持されているモデル
中古車市場動向(2025年時点)
- 2011〜2022年まで販売。中古市場の流通量は豊富
- 人気カラーはブラック・ホワイト・レッド系
- F SPORTとバージョンLが比較的高値傾向
年式別の価格帯(参考)
年式 | 走行距離 | 相場価格帯 |
---|---|---|
2012〜2014年 | 6〜10万km | 約80〜110万円 |
2015〜2017年 | 3〜7万km | 約110〜160万円 |
2018〜2021年 | 1〜5万km | 約150〜220万円 |
2022年(最終モデル) | 1〜3万km | 約200〜240万円 |
中古車購入時の注意点
- 年式によって装備差が大きいため、グレード内容を要確認
- 前期型(2011〜2013)はナビ・セーフティ機能が物足りないケースも
- プリウスと同様のバッテリー搭載→交換歴・保証付き車両がおすすめ
まとめ|レクサスCTは恥ずかしくない。むしろ賢い選択肢
「恥ずかしい」という声は、ステータス重視の一部の見方に過ぎません。
レクサスCTは、高級車の質感・静粛性・ブランド力を、**コンパクトなボディと高コスパで実現した“通好みの1台”**です。
- 初めてのレクサスに
- 燃費と高級感のバランスを重視する人に
- 都市部での使い勝手を求める人に
最適な選択肢と言えるでしょう。