2024年の登場以降、高い注目を集め続けるトヨタ・ランドクルーザー250(ランクル250)。耐久性と走破性を兼ね備えた本格SUVですが、「燃費は悪いの?」「維持費はどれくらい?」といった疑問も多く見られます。
本記事では、ランクル250のカタログ燃費・実燃費・維持費の目安・ガソリンとディーゼルの違い・購入前の注意点などを徹底的に解説。初めての購入検討者にもわかりやすくまとめました。
画像引用元 : トヨタ公式サイト
ランクル250の燃費性能【カタログ値】
グレード | 駆動方式 | 燃料 | WLTCモード燃費 |
---|---|---|---|
VX(2.8Lディーゼル) | 4WD | 軽油 | 約11.0 km/L |
GX(2.7Lガソリン) | 4WD | ハイオク | 約7.5 km/L |
※上記はトヨタ公式のWLTCモード値。実際の走行条件では誤差あり。
実燃費はどのくらい?【オーナーの声まとめ】
条件 | 実燃費(平均) |
---|---|
通勤など街乗り中心(ガソリン) | 約5.5〜6.5 km/L |
高速道路多め(ガソリン) | 約7.0〜8.0 km/L |
街乗り+高速(ディーゼル) | 約9.0〜10.0 km/L |
ガソリンモデルは街乗りではかなり燃費が悪化する傾向があり、年間走行距離が多い方にはディーゼルの方が現実的です。
年間維持費の目安
項目 | 費用目安(年間) |
---|---|
燃料代(12,000km/年) | 約22〜26万円 |
自動車税(2.7L or 2.8L) | 約51,000円 |
任意保険 | 約80,000円〜(等級・補償内容による) |
車検・メンテナンス | 約100,000〜150,000円 |
タイヤ代・消耗品 | 約50,000円〜 |
駐車場代(都市部) | 年間150,000円前後 |
合計:年間55万〜75万円前後
ランクル250は大型SUVゆえに維持費が高め。ガソリン代のウエイトが非常に大きいため、使用目的に応じてグレード選びが重要です。
ガソリン車とディーゼル車、どっちがいい?
比較項目 | ガソリンモデル | ディーゼルモデル |
---|---|---|
車両価格 | 安い(約520万円〜) | 高い(約640万円〜) |
燃費性能 | 劣る(実燃費5〜7km/L) | 良好(実燃費9〜10km/L) |
燃料単価 | ハイオク:高い | 軽油:安い |
メンテナンス費用 | 安いが頻度多め | 高めでも耐久性あり |
向いている人 | 街乗り・短距離メイン | 長距離・高頻度ユーザー |
短距離メイン・たまのアウトドア派ならガソリン、通勤や長距離ドライブが多い方はディーゼルがおすすめです。
購入前の注意点3選
- 燃費だけでなく、年間維持費の総額で検討を
→ 本体価格が安くても、維持費で差が出る。 - 車体サイズに合った生活スタイルか確認を
→ 都市部の狭い道や駐車場では扱いづらい場面も。 - ガソリン or ディーゼルの選択が重要
→ 軽視せず、ライフスタイルとコストのバランスをしっかり比較。

よくある質問(FAQ)
Q. 実際に街乗り中心だとどれくらいの燃費?
A. ガソリンモデルで5〜6km/L、ディーゼルモデルで8〜9km/L程度です。
Q. ランクル250の燃費は改善されている?
A. ランクル300より軽量で、WLTC燃費は改善されていますが、体感では「重いクルマ」らしい燃費です。
Q. ライバル車との比較は?
A. プラド(旧型)よりは燃費性能が向上していますが、燃費だけを見ればハイブリッドSUV(ハリアー、エクストレイルなど)の方が優秀です。
まとめ|燃費や維持費を把握した上で選ぶことが後悔しないカギ
ランドクルーザー250は、オフロード性能や耐久性で高く評価されていますが、燃費や維持費はそれなりにかかります。
しかし、ライフスタイルに合ったグレードや使い方を選べば、非常に満足度の高い相棒になること間違いなしです。
- ガソリン車は“たまに乗る人”向け
- ディーゼル車は“がっつり使う人”向け
納期が長い今だからこそ、じっくりと維持費まで見据えて計画を立てるのがおすすめです。