2024年に登場したトヨタ「ランドクルーザー250(ランクル250)」は、販売開始直後から注文が殺到し、2025年現在も「買えない」と話題になっている超人気モデルです。
本記事では、ランクル250が買えない本当の理由から、受注停止の背景、販売店の実情、そして今からでも購入できるコツをわかりやすく解説します。購入希望者必見の内容です。
画像引用元 : トヨタ公式サイト
ランクル250とは?発売直後からプレミア化した注目モデル
ランクル250は、ランドクルーザーの新たなミドルサイズモデルとして2024年に日本で販売が開始されました。
- 「ランクル300」と「プラド」の中間を担うポジション
- レトロモダンなデザイン×最新安全装備
- ディーゼルとガソリンの2つのパワートレインを用意
この絶妙なバランスがユーザーの心を掴み、発売開始と同時に全国の販売店で予約殺到となりました。

なぜ買えない?受注停止の背景とは
1. 生産台数が少ない
ランクル250の生産は、愛知県のトヨタ車体・吉原工場で行われています。同工場ではランクル300やレクサスLXも並行して製造しているため、ランクル250の月間生産枠は非常に限られています。
2. 予想を超える注文数で即受注停止
2024年4月の発売時点で、初回生産枠の数倍の予約が殺到。多くのディーラーでは、発売からわずか数日〜数週間で受注停止となりました。
3. 半導体不足・物流の停滞も影響
グローバル規模の半導体不足や、部品供給の遅延も納期の長期化に拍車をかけています。
4. 転売対策の強化
ランクルは世界的にリセールが強く、転売目的の購入も問題化しています。
そのためトヨタは、
- 抽選販売
- 一定期間の名義変更不可契約
- 販売店の“顧客選別”
などの対策を強化。一般ユーザーの購入ハードルが上がったのも一因です。
ディーラーの声:「もう発注できません」
販売現場からは以下のような実情が報告されています。
- 「発表初日に予約が埋まり、追加オーダーが通らなかった」
- 「2025年4月現在、納期未定・予約受付不可のまま」
- 「ディーゼル車は特に人気で、ガソリン車すら入荷見込みなし」
購入するには?今すぐできる3つのコツ
1. キャンセル待ちを狙う
多くの販売店でキャンセルが出ることがあります。特に、ローン審査通らずキャンセルされる例も多いため、
- 「キャンセルが出たら連絡をもらえるようにお願いする」
- 「複数ディーラーでキャンセル枠登録する」
など、こまめな営業との連絡が重要です。
2. ガソリン車を狙う
ディーゼル人気が高いため、ガソリンモデルの方が納車チャンスがあることも。性能面ではディーゼルに劣る印象もありますが、納期短縮と購入成功の可能性を重視するなら選択肢になります。
3. KINTOで狙う
トヨタの定額リース「KINTO」では、車両在庫を別枠で確保しているケースがあります。
現金購入やローンが通らない場合でも申し込み枠が広がる可能性あり。
どうしても欲しい人は中古車も選択肢に
2025年現在、中古車市場には新車同様のランクル250がプレミア価格で出回り始めています。
グレード | 登録年 | 走行距離 | 相場価格(2025年4月時点) |
---|---|---|---|
ZX(ディーゼル) | 2024年式 | 〜1,000km | 約780万〜900万円 |
VX(ガソリン) | 2024年式 | 〜2,000km | 約700万〜850万円 |
価格は新車より高騰していますが、「どうしても今欲しい」人には有効な手段です。

まとめ|ランクル250は「買えない」のではなく「買い方が難しい」だけ
ランクル250は、現状“買えない”状況が続いていますが、それは人気と希少性ゆえ。
裏を返せば、トヨタのフラッグシップモデルとして抜群の価値がある車である証拠でもあります。
購入希望者が今できることは?
- 複数のディーラーに継続的にアプローチする
- グレードや仕様の幅を広げて検討する
- 中古車やKINTOなど“別ルート”も検討する
行動を早めることで、購入のチャンスが広がるかもしれません。