新型アルトはスズキが誇る定番の軽自動車ですが、実際に購入したユーザーからは「正直がっかりした…」という声も少なくありません。
「コスパはいいけど満足できるの?」「実際に乗ってみたら後悔しない?」と不安を抱えている方も多いはずです。
この記事では、そんな不安を解消するために、新型アルトが「がっかり」と言われる理由を徹底解説。さらに後悔しないための対策や、筆者の実体験も交えながらリアルな視点で紹介します。
画像引用元 : スズキ公式サイト
新型アルトが「がっかり」と言われる5つの理由
内装の質感がチープに感じる
シンプルな作りは評価される一方で、プラスチック感の強い内装には「安っぽい」という声が多く見られます。
特に他メーカーの同価格帯車と比べると、デザイン面や素材の高級感にやや物足りなさを感じる人も。
パワー不足で坂道や合流がつらい
アルトは自然吸気エンジン(NA)のみのラインナップ。
燃費は優秀ですが、高速道路での合流や上り坂では「加速が鈍い」と感じるユーザーが多く、「ストレスが溜まる」という声も。
リアシートが狭く、実用性に課題
軽自動車というサイズの制約上仕方ない部分ではありますが、リアシートの頭上・足元空間が狭いのは明らか。
「大人2人が後部座席に長時間乗るのはキツい」という評価もあり、ファミリー用途には向きません。
安全装備が中途半端に感じる
スズキ セーフティサポートが搭載されてはいるものの、全車速追従型クルーズコントロールなどの先進装備は非搭載。
競合車のような最新ADAS(先進運転支援機能)を期待していた人にとっては、正直「がっかり」となります。
MT(マニュアル)仕様の廃止
旧型まで存在していたマニュアルモデルが廃止され、自動車好きや運転を楽しみたい層からは「魅力がなくなった」との声も。
実際のユーザー評価まとめ
評価項目 | ポジティブな声 | ネガティブな声 |
---|---|---|
デザイン | 丸っこくて可愛い、親しみやすい | 安っぽい、個性がない |
走行性能 | 街乗りには十分、小回りが利く | 加速が物足りない、パワーが弱い |
燃費性能 | 30km/L近く出る、燃費の鬼 | 市街地では思ったほど伸びない |
室内空間 | 前席は広い、視界がいい | 後席が狭い、荷室が小さい |
装備・技術 | 必要最低限でシンプル | 今どき感がない、先進装備が足りない |
筆者が試乗して感じたリアルな感想
私は大のスポーツカー好きですが、街乗り用のサブカーとしてアルトに興味を持ち試乗しました。都内の狭い道、またコインパーキングに停めたりするのにはバッチリなサイズ感!機械式も駐車OKなサイズ感になっています。そして自動車税も割安で燃費も良い!まさにサブカーにはピッタリですね。
正直、乗り出し価格約100万円台でこの完成度はすごいと思いました。ただし、やはりパワー感や運転の楽しさという点では物足りないのは事実。
内装も無機質な印象が強く、「運転を楽しむクルマ」というより「割り切って使う足車」という位置づけがぴったりだと感じました。
新型アルトで後悔しないための選び方ガイド
グレード選びは慎重に!LよりXの方が満足度は高い
下位グレードは価格が安い代わりに装備が乏しいので、Xグレード(上級)を選んだほうが後悔しにくいです。
用途に合っているか再確認を
・週末の遠出 → △
・市街地メインで買い物や通勤用 → ◎
・ファミリーカー用途 → ×(狭さや装備面で不向き)
他の軽自動車との比較
車種 | 新型アルト | ワゴンRスマイル | ムーヴキャンバス | N-WGN |
---|---|---|---|---|
燃費(WLTC) | 約27.7km/L | 約25.1km/L | 約22.9km/L | 約23.2km/L |
後席の広さ | 狭い | やや広い | 広め | 普通 |
安全装備 | 最低限 | 比較的充実 | 充実 | 先進的 |
デザイン性 | シンプル | おしゃれ | かわいい | モダン |
価格帯(新車) | 約94〜138万円 | 約140〜170万円 | 約150〜180万円 | 約130〜170万円 |
まとめ:価格重視ならアリ、満足重視なら慎重に
新型アルトは、コスパや燃費性能に優れた軽自動車ですが、内装・走行性能・安全装備の点で「がっかり」と感じる方も一定数います。
通勤や買い物などの日常使いには最適
快適性や走行性能を求めるなら、他車と比較が必須
後悔しないために、試乗は必須&Xグレード検討がおすすめ