結論:新型RAV4アドベンチャーは「最安で最も低燃費」なタフ系グレード
結論から言うと、新型RAV4のAdventure(アドベンチャー)は、シリーズで最も安く、最も燃費が良いグレードです。価格は450万円(税込)、WLTCモード燃費は22.9km/Lです。
専用のグリルや大きなホイールアーチモールで、アウトドア向けの力強い見た目に仕上げています。一方で、上級グレードのZにあるカラーヘッドアップディスプレイなど、一部の装備は付きません。
この記事では、2025年12月にフルモデルチェンジした6代目RAV4のAdventureについて、トヨタの公式情報をもとに特徴を整理します。ZやGR SPORTとの違い、先代のアドベンチャーからの変化もあわせて解説します。
新型RAV4アドベンチャーの基本情報
Adventureは、2.5Lハイブリッドと電気式4WD「E-Four」を組み合わせたグレードです。PHEVの設定はなく、ハイブリッド車(HEV)のみです。
| 項目 | Adventure(HEV) |
|---|---|
| 価格(税込) | 450万円 |
| パワートレイン | 2.5Lハイブリッド(システム最高出力240PS) |
| 駆動方式 | E-Four(電気式4WD) |
| WLTCモード燃費 | 22.9km/L |
| 全長×全幅×全高 | 4,620×1,880×1,680mm |
| ホイールベース | 2,690mm |
| 最低地上高 | 190mm |
| 車両重量 | 1,710kg |
| タイヤ | 235/60R18 |
ドライブモードには、悪路向けの「TRAIL」と雪道向けの「SNOW」があります。荷室容量は749L(VDA法)で、後席を倒すと奥行きが約1,800mmになると報じられています。キャンプ道具などの大きな荷物も積みやすいサイズです。
アドベンチャーの専用デザインと装備
外装:専用グリルと大型アーチモールで力強い印象
Adventureは、フロントの鼻先を高く見せるデザインと、大型のホイールアーチモールが特徴です。専用のラジエーターグリルやスキッドプレートも備え、Zとは見た目の印象が大きく異なります。
ホイールは18インチで、マットグレー塗装の専用デザインです。ボディサイズはZより全長が20mm、全幅が25mm大きく、トレッド(左右のタイヤの間隔)も前後で20mm広くなっています。
内装:専用色「ミネラル」とカモフラージュ柄
室内では、専用の内装色「ミネラル」を選べます。彩度を抑えたグリーンにオレンジのアクセントを組み合わせた色です。インストルメントパネルとドアトリムには、カモフラージュ柄のデザインが入ります。
シートは合成皮革で、12.9インチのディスプレイオーディオは全グレード共通の標準装備です。安全装備のToyota Safety Senseや、3D表示に対応したパノラミックビューモニターも備えています。
Z・GR SPORTとの違い
新型RAV4のグレードは、HEVのAdventureとZ、PHEVのZとGR SPORTの4種類です。Adventureと他グレードの主な違いを比べてみましょう。
| 項目 | Adventure | Z(HEV) | GR SPORT |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 450万円 | 490万円 | 630万円 |
| パワートレイン | ハイブリッド | ハイブリッド | PHEV |
| WLTCモード燃費 | 22.9km/L | 22.5km/L | 21.5km/L(ハイブリッド走行時) |
| 全幅 | 1,880mm | 1,855mm | ― |
| タイヤ | 235/60R18 | 235/60R18 | 235/50R20 |
| カラーヘッドアップディスプレイ | なし | あり | あり |
| ハイビーム制御 | オートマチックハイビーム | アダプティブハイビーム | オートマチックハイビーム |
Zとの違い:差額40万円で装備が増える
Zとの価格差は40万円です。Zには、Adventureにないカラーヘッドアップディスプレイ、電子シフトのエレクトロシフトマチック、デジタルインナーミラーが付きます。ヘッドランプも、対向車などに合わせて照らす範囲を細かく調整するアダプティブハイビームになります。
また、運転者の異常時に路肩へ寄せて止まる機能は、Zのメーカーオプション(コネクティッドナビの契約が必要)として用意されています。
パワートレインは同じ2.5Lハイブリッドで、走りの性能に公式な差はありません。見た目と装備のどちらを優先するかで選ぶとよいでしょう。
GR SPORTとの違い:180万円差でPHEVと専用シャシー
GR SPORTはPHEV専用のグレードで、Adventureとの価格差は180万円です。システム最高出力は329PSで、満充電で145kmのEV走行ができます。
駆動用バッテリーを車体の補強に使って剛性を高めているほか、専用のエアロパーツ、GRパフォーマンスダンパー、専用チューニングのサスペンションと電動パワーステアリングを備えます。走りの性能を重視する人向けのグレードです。
アドベンチャーの良い点
1つ目は、価格の安さです。新型RAV4は全車が4WDのハイブリッド以上になりましたが、その中で最も安く買えるのがAdventureです。KINTOでは月額3万8,390円(税込)からのプランも用意されています。
2つ目は、燃費の良さです。WLTCモード22.9km/Lはシリーズで最も良い数値です。車両重量もZより10kg軽い1,710kgです。
3つ目は、見た目の個性です。専用の外装と内装で、アウトドアやキャンプが好きな人の好みに合わせたデザインになっています。くるまのニュースなどの自動車メディアも、価格・燃費・荷室のバランスが良いグレードとして取り上げています。
アドベンチャーの注意点
まず、全幅が1,880mmあることです。Zより25mm広いため、幅の狭い駐車場や機械式駐車場を使う場合は、事前に寸法を確認しておきましょう。
次に、悪路性能はZと大きく変わらないことです。最低地上高はZと同じ190mmで、駆動方式も同じE-Fourです。Adventureは見た目と装備でアウトドアらしさを表現したグレードと考えるのが正確です。本格的な悪路走行を想定するなら、ラダーフレーム構造のSUVも比較してみてください。
最後に、一部の上級装備が付かないことです。ヘッドアップディスプレイやデジタルインナーミラーを重視する人は、Zを選ぶ方が満足しやすいでしょう。シートヒーターやベンチレーションなどの細かな装備は、メディアによって記載が異なる場合があります。購入前に、トヨタ公式サイトの主要装備一覧か販売店で確認してください。
先代アドベンチャーとの違い
先代(5代目)のアドベンチャーは、2.0Lガソリン車を中心に展開されていました。ガソリン車には、後輪の左右に駆動力を配分する「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が採用されていたのが特徴です。WLTCモード燃費は15.2km/L、タイヤは19インチでした。
新型のAdventureはハイブリッド専用になり、燃費は22.9km/Lへと大幅に向上しました。タイヤは18インチになり、ボディの全幅は先代アドベンチャーの1,865mmから1,880mmへと15mm広がっています。
| 項目 | 先代アドベンチャー(2.0Lガソリン) | 新型Adventure(HEV) |
|---|---|---|
| パワートレイン | 2.0Lガソリン | 2.5Lハイブリッド |
| 4WD方式 | ダイナミックトルクベクタリングAWD | E-Four(電気式4WD) |
| WLTCモード燃費 | 15.2km/L | 22.9km/L |
| 全長×全幅 | 4,610×1,865mm | 4,620×1,880mm |
| タイヤ | 235/55R19 | 235/60R18 |
アドベンチャーが向いている人・向いていない人
Adventureが向いているのは、次のような人です。
- 新型RAV4をできるだけ安く買いたい人
- 燃費を最優先したい人
- キャンプやアウトドアに合う、力強い見た目が好きな人
反対に、次のような人はZやGR SPORTも検討しましょう。
- ヘッドアップディスプレイなどの先進装備を重視する人
- 都会的で落ち着いたデザインが好みの人
- EV走行や力強い加速を求める人(PHEVのZ・GR SPORT)
よくある質問(FAQ)
Q. RAV4アドベンチャーの価格はいくらですか?
A. 450万円(税込)です。新型RAV4の中で最も安いグレードです。
Q. RAV4アドベンチャーの燃費はどれくらいですか?
A. WLTCモードで22.9km/Lです。新型RAV4の中で最も良い数値です。
Q. RAV4アドベンチャーにPHEVはありますか?
A. ありません。Adventureはハイブリッド車のみで、PHEVはZとGR SPORTに設定されています。
Q. アドベンチャーとZはどちらがおすすめですか?
A. 価格と燃費、アウトドア向けの見た目を重視するならAdventure、ヘッドアップディスプレイなどの装備を重視するならZがおすすめです。差額は40万円です。
Q. アドベンチャーは悪路に強いですか?
A. 最低地上高と4WD方式はZと同じです。TRAILモードを備えますが、悪路性能がZより高いという公式な説明はありません。
まとめ
- 新型RAV4のAdventureは450万円(税込)で、シリーズで最も安いグレードです。
- WLTCモード燃費は22.9km/Lで、新型RAV4の中で最も良い数値です。
- 専用の外装と内装色「ミネラル」で、アウトドア向けの個性を出しています。
- Zとの差額40万円で、ヘッドアップディスプレイやデジタルインナーミラーなどが加わります。
- 全幅は1,880mmあるため、駐車場の寸法は事前に確認しましょう。
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参考情報
- トヨタ ニュースリリース:新型RAV4を発売(2025年12月17日)
- トヨタ ニュースリリース:新型RAV4(PHEV)を発売(2026年2月19日)
- トヨタ RAV4 主要諸元表(2026年1月)
- 愛知トヨタ RAV4 価格・グレード
- くるまのニュース:RAV4 Adventureの解説記事(2026年9月6日)
- グーネットマガジン:先代RAV4のベストグレード解説(2019年5月)
※価格は消費税込みのメーカー希望小売価格です。最新の情報はメーカー公式サイトまたは販売店でご確認ください。(2026年11月時点の情報)

