【2025年最新】スズキ新型ソリオを買って後悔した?口コミで判明した欠点とバンディットとの違いを徹底解説

スズキが誇るコンパクトハイトワゴン「ソリオ」が、2025年1月に3回目のビッグマイナーチェンジ(通称:3型)を実施しました。デザインや装備が刷新され、電動パーキングブレーキの採用など使い勝手も進化。しかし、その一方でインターネット上には「買って後悔した」「期待外れだった」といった声も見られ、「スズキ 新型ソリオ 買って後悔 した」という検索が急増しています。

この記事では、実際の口コミをベースにした後悔ポイント、バンディットとの違い、良い評価、ライバル車との比較、そして中古市場の相場まで詳しく解説。購入を迷っている方が本当に納得できる選択をするための判断材料を提供します。

画像引用元 : スズキ公式サイト

目次

新型ソリオの改良内容とは?2025年モデルの変更点

2025年に登場した3型ソリオの最大のトピックは、全車にマイルドハイブリッドが標準化され、さらに電動パーキングブレーキ(EPB)とブレーキホールド機能が追加された点です。これにより、信号待ちや渋滞時の快適性が大きく向上しました。以前は最上位グレードでしか選べなかった装備がエントリーモデルにも標準で付き、利便性と安全性が大幅に底上げされています。

フロントバンパーやヘッドライト周りのデザインも見直され、より洗練された印象に。リアコンビランプもスモーク化され、全体的に上質さが強調されています。走行面では、マイルドハイブリッドのモーター出力がわずかに向上し、発進時のレスポンスや静粛性も改善されています。

価格・スペック・装備構成(2025年モデル)

グレード名駆動方式価格(税込)WLTC燃費主な装備
HYBRID MG2WD1,926,000円26.3km/LLEDライト、車線逸脱警報
HYBRID MX2WD/4WD2,052,000円〜25.6km/Lアダプティブクルーズコントロール、7インチディスプレイ
HYBRID MZ2WD/4WD2,248,000円〜25.6km/L両側パワースライドドア、全方位モニター
Bandit HYBRID MV2WD/4WD2,303,400円〜25.6km/L専用エクステリア、本革巻ステアリング

ボディサイズは全長3,810mm×全幅1,645mm×全高1,745mmと、前モデルからの変更はありません。最小回転半径は4.8mで、狭い道でも扱いやすいのが特長です。

「買って後悔した」と感じる5つのポイント

静粛性に物足りなさがある

マイルドハイブリッドを搭載していても、基本的にエンジン走行となるため、モーター単独走行できるHVと比較すると静粛性で劣ります。特に高速道路でのエンジン音やロードノイズが気になるという口コミが複数あり、静かさを重視する方には物足りないと感じられる可能性があります。

実燃費が期待より伸びない

カタログ燃費は26.3km/L(MGグレード)とされていますが、実際の街乗り燃費は17〜20km/L程度という声も。エアコン使用時や短距離移動中心では、先代との燃費差が感じにくいという不満も見受けられました。

後席スライド量が狭い

標準ソリオの後席スライド量は240mmですが、バンディットでは210mmに縮小。後席の自由度が制限されるため、ベビーカー利用や荷物が多い家庭では不便に感じることもあるようです。

価格上昇が大きい

最廉価グレードでも192万円超えとなり、乗り出し価格は210万円を超えるケースもあります。「軽ハイトワゴンと比べて価格差が小さい」「割高に感じる」という声が特に旧型ユーザーから挙がっています。

納期が長い

バンディットや4WDモデルは納期が約3〜4か月という販売店情報もあり、「すぐ乗りたいのに届かない」との不満があるのも事実です。先に契約しても納車待ちが長ければ、満足度が下がってしまうのも当然です。

バンディットと標準ソリオの違いを比較

比較項目ソリオ MZバンディット MV
外観シンプル/メッキグリル大型ブラックグリル+LEDイルミ
シート表皮撥水ファブリック合皮コンビ+赤ステッチ
リアランプクリアスモーク調
メーターベーシック専用デザイン(赤針)
価格差約5万円高めだが装備差あり

バンディットはスポーティな見た目と内装で、若年層や個性を求めるユーザー向き。一方で装備内容は標準ソリオのMZと大きく変わらないため、デザインにこだわりがなければMZでも十分と感じる人も多いでしょう。

ソリオに対するポジティブな評価

ソリオには高評価の口コミも多数あります。中でも多かったのは、以下のような点です。

小回りが利いて狭い道でもスイスイ走れる
後席が広く、チャイルドシートを2台置いても余裕
両側スライドドアで子育て世帯に使いやすい
ガソリン代が安くなった。月平均18km/L超
全方位モニターや自動ブレーキで安心感がある

ファミリーユーザーや高齢者ドライバーからの評価も高く、実用性・経済性の両立が光る一台であることは間違いありません。

ライバル車との比較で見える立ち位置

ルーミー/トールと比較すると、ソリオは燃費や静粛性でやや優位。車体剛性や走行安定性の面でも上回ると感じる人が多いようです。軽スーパーハイトワゴン(スペーシアやルークス)と比べると、エンジンパワーと後席の余裕、高速道路での安心感が大きく異なります。

ホンダ・フリードなどと比べると、価格と取り回しで勝り、日常使い重視の層にはソリオが適しているという意見も多くありました。

中古車・リセールバリューの傾向

2022〜2023年式の走行少なめ中古車は、150万円〜190万円のレンジで販売されており、新車との価格差があまりないため、新型を購入する人も多いようです。中古買取相場も堅調で、バンディット系の残価率が高めとなっており、売却時に差が出る傾向です。

年式買取価格目安小売価格
2023年式(〜1万km)約160万円約185万円
2021年式(〜3万km)約120万円約150万円
2018年式(〜5万km)約80万円約110万円

新型(3型)は登場直後のため中古流通は極端に少なく、2026年以降に本格的な流通が始まると予想されます。

後悔しないための購入チェックポイント

予算に無理はないか?乗り出し総額を必ず試算する
使用環境(都市部・高速・雪道)に適したグレードか
ガソリン車よりもマイルドハイブリッドの実燃費を評価
後席の使い方(スライド量やシート形状)は十分か
残価設定ローンや買取保証付きプランの活用

買ったあとに「思っていたのと違う」とならないためには、装備・使い方・家族構成に合ったグレード選びが重要です。カタログやスペック表だけでなく、試乗やディーラーでの実車確認をおすすめします。

まとめ

スズキ新型ソリオは、電動パーキングブレーキやマイルドハイブリッドの全車標準化など、多くの進化が盛り込まれた一台です。一方で、「思ったより静かじゃない」「価格が高くなった」などの声も確かに存在します。

それでも、子育て世帯やコンパクトなファミリーカーを探している方にとっては、バランスのとれた選択肢であることに変わりありません。後悔を避けるためには、自分のライフスタイルと本当に合うかを見極めること。しっかり試乗して、納得のいく1台を選びましょう。

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