スズキが新たに投入した5ドア仕様の「ジムニーノマド」が、2025年の注目モデルとして高い関心を集めています。
しかし、2025年1月30日の受注開始からわずか4日後の2月3日には新規受注を停止するなど、想像を超える人気ぶりに「納期が読めない」「いつ届くのか不安」という声が多数上がっています。
本記事では、ジムニーノマドの納期動向・生産体制・予約状況・再開見通し・納期短縮のためのコツまで、徹底的に網羅してお届けします。
画像引用元 : SUZUKI公式サイト
ジムニーノマドとは？｜人気の背景をおさらい
ジムニーノマドは、スズキの人気軽SUV「ジムニーシエラ」の兄弟車として、5ドア仕様で登場した新型モデルです。
- 日本初の正規5ドアジムニー
- 全長3,985mm・ホイールベース2,590mmで後席・荷室が大幅拡大
- エンジンは1.5L NA（K15B）、パートタイム4WD採用
- 「ジムニーの見た目＋実用性」で新規層を獲得
5ナンバーSUVでありながら、本格ラダーフレーム構造を採用しており、アウトドア志向のユーザーだけでなく、家族ユース・セカンドカー層からも支持を集めています。
現在の納期状況｜どこまで遅れているのか？
1. ジムニーシエラからの切り替え予約組
2025年1月13日以前にジムニーシエラを注文し、ノマドへ切り替えた顧客は優先的に納車されるとされており、納期は2025年4月以降、年内納車の可能性が高いとされています。
2. 通常の新規注文（1月30日〜2月3日）
わずか4日で受注停止となった新規注文枠に間に合った場合でも、納期は「1年〜最長4年程度」という報道が多数。
月間受注数は推定5万台に達しており、これはシエラの年間販売台数の約6倍に相当します。
生産台数と今後の供給見通し
- 現在の月間生産台数は約1,200〜1,500台程度
- スズキは状況を受けて「最大月産2,500台まで増産を検討」と報道あり
- それでも納車までの期間は「最低でも12ヶ月以上」が見込まれています
さらに、ノマドはインドでの生産車を逆輸入しているため、輸送リードタイムの長さや輸出枠の制限も納期に影響します。
納期を少しでも短縮するための工夫3選
① 複数ディーラーへの問い合わせ
店舗により割当台数・入荷スピードが異なるため、「最寄り1店舗だけ」ではなく、近隣複数店舗へ同時に問い合わせるのが鉄則です。
② キャンセル待ちを積極的に狙う
人気車ゆえにキャンセルも一定数あります。
**「契約→ローン否決」「家庭都合で取り消し」**などにより、空きが出た個体を狙う方法は有効です。
③ グレード・カラー選びに柔軟性をもたせる
人気カラー（例：ジャングルグリーン・ブルー）や上級グレードは、納期が長引く傾向にあります。
あえて不人気色やベーシックグレードを選ぶことで、早期納車のチャンスが広がります。
受注再開の見込みはいつ頃？
スズキ公式から明確な再開時期は発表されていませんが、販売関係者によると：
- 最短でも2025年秋以降
- 現時点では、まずバックオーダー分（約5万台）の納車が優先
- それまでは「ディーラー限定の再販枠」や「法人優先枠」も予想される
ジムニーノマドの納期に関するよくある質問（FAQ）
Q：今から予約できますか？
A：現在は全国的に受注停止中です。今後の再開を待つ必要があります。
Q：キャンセル車の購入はできますか？
A：一部ディーラーではキャンセル待ちリストを受付中です。問い合わせ必須。
Q：中古車ならすぐ手に入りますか？
A：極めて希少で、仮に出回っても新車価格＋50万円前後のプレミア価格がついています（2025年4月時点）。
まとめ｜ジムニーノマドは“待つ覚悟”が必要。でも価値は十分にある
- ジムニーノマドは2025年1月に受注開始、4日で受注停止という異常な人気
- 納期は「最短でも1年〜最長4年」とされており、計画的な購入が必須
- 今は「情報収集」「ディーラーとの連携」「再販タイミングの監視」が最大の対策
アウトドア・家族利用・セカンドカーに最適なジムニーノマドは、まさに「待ってでも乗る価値がある」新型SUVです。