スバルのフラッグシップクロスオーバーSUV、レガシィ アウトバック。走破性・快適性・安全性の三拍子そろった1台として評価されていますが、ネットや口コミでは「大きすぎて後悔した」「燃費が微妙」などネガティブな声も見られます。
この記事では、レガシィ アウトバックの欠点やデメリットを率直に解説しつつ、実際に「後悔する人」の特徴や、本当に向いている人の条件、魅力や選び方のポイントまで徹底解説します。
目次
レガシィ アウトバックで「後悔する」と言われる理由
1. サイズが大きく取り回しに不安
- 全長4,870mm/全幅1,875mmと大型
- 狭い道や駐車場では「もてあます」という声も
- 特に都市部や縦列駐車が多い地域では注意が必要
2. 燃費が思ったほど伸びない
- 1.8L直噴ターボ搭載で実燃費は10〜13km/L
- ハイブリッド車と比較すると燃費の弱さが目立つ
3. 価格帯がやや高め
- 新車価格:約420万〜470万円
- 安全装備や内装は高水準だが、「高い」と感じる層も
デザインに対する評価|上品で都会的な“オフロードスタイル”
- SUVらしい力強さと都会的なスタイリングの融合
- 「ワイルドすぎず、シンプルで上品」と高評価
- カラーラインナップも充実しており、ブラックやクリスタルホワイトが人気
乗り心地に関する意見|快適性と安定感が魅力
- 電子制御ダンパーによるしなやかな乗り味
- シートの座り心地や静粛性も良好
- 高速道路では「まるで高級セダン」との声も
- 反面、コーナーではロールを感じるとの意見も一部あり
価格に対する印象|割高?それとも納得?
グレード | 車両価格(税込) |
---|---|
X-BREAK EX | 約4,247,000円 |
Limited EX | 約4,477,000円 |
- 内装装備・アイサイトXなどの安全装備を考慮すれば“納得”
- ただし、「この価格なら他車も候補になる」という意見も
魅力とおすすめポイント
- AWD+X-MODEの本格オフロード走行性能
- アイサイトXによる最新の安全支援技術
- アウトドア用途でも通勤でも使える万能性
- 広くて快適な車内空間と大容量ラゲッジ
洗練されたインテリア
- 11.6インチ大型ディスプレイ&ナビを中心とした先進的デザイン
- 質感の高いソフトパッド、ステッチ入り本革、アンビエントライトなど高級感あり
- 電動パーキングブレーキ、ワイヤレス充電、シートヒーターなど装備も◎
室内空間と実用性
- 前後席ともに広々。身長180cm超でも足元に余裕
- ラゲッジ容量:約561L(最大1,848L)→アウトドアや旅行にも対応
- 電動リアゲート・分割可倒式シートで使い勝手も上々
燃費性能|競合と比べると“平均的”
走行条件 | 実燃費(1.8Lターボ) |
---|---|
市街地 | 約9.5〜11km/L |
郊外・一般道 | 約11〜13km/L |
高速道路 | 約13〜15km/L |
- 「重さ・駆動方式・パワー感」を考慮すれば妥当
- ハイブリッドとの比較ではやや不利
ライバル車との比較表(2025年時点)
車種 | 全長/全幅 | 燃費(WLTC) | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
レガシィ アウトバック | 4,870/1,875mm | 13.0km/L(実燃費) | 約420〜470万 | 安定性・快適性・走破性のバランスが強み |
トヨタ ハリアー | 4,740/1,855mm | 最大22.3km/L | 約313〜455万 | ハイブリッド・高燃費・デザイン性重視 |
マツダ CX-60 | 4,740/1,890mm | 約14.0km/L | 約340〜550万 | ディーゼルあり。高級志向SUV |
各グレードの特徴と評価
- X-BREAK EX:アウトドア志向。撥水シートやブラック加飾など独自装備
- Limited EX:上質志向。ナッパレザー・大画面ナビなど快適装備が充実
- どちらもアイサイトX+高剛性ボディで安全性は共通
立ち位置とおすすめユーザー層
- スバルのフラッグシップSUVとして“多用途”に対応
- アウトドア・スキー・キャンプ・ロングドライブ向け
- 高速道路や雪道でも安心できる車を求める人に◎
- 一方で「コンパクト・高燃費」を求める人には不向き
中古車市場動向(2025年)
年式 | 走行距離 | 中古価格帯(目安) |
---|---|---|
2021年式 | 1〜4万km | 約330〜390万円 |
2022年式 | 0.5〜3万km | 約370〜420万円 |
2023年式 | 〜2万km | 約410〜450万円 |
- リセールは比較的安定
- 人気カラーは「マグネタイトグレー」「クリスタルホワイト」「ブラック」
中古車購入時の注意点
- アイサイトのバージョン確認(Xあり/なし)
- ナビ・電動リアゲート・ルーフレール等の装備有無
- 高年式モデルは保証付き/スバル認定中古車がおすすめ
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まとめ|アウトバックは“弱点”を理解すれば、圧倒的に満足度の高いSUV
レガシィ アウトバックは確かに「サイズが大きい」「燃費が並」といったデメリットもありますが、その分走行性能・快適性・安全性のトータルバランスが非常に高い1台です。
- 長距離移動が多い
- 荷物が多い
- 雪道やアウトドアを楽しみたい
- 高級感も譲れない
そんな方にとって、アウトバックは“後悔しない選択肢”になるでしょう。