スタイリッシュなデザインと高級感を兼ね備えたコンパクトSUV「レンジローバー・イヴォーク」。その洗練された見た目に惹かれて購入を検討する人も多い一方で、「後悔した」「思っていたより維持費がかかる」「トラブルが多い」といった声がSNSや口コミサイトに見られるのも事実です。
この記事では、レンジローバー・イヴォークの実際のオーナーの声をもとに、購入前に知っておくべき注意点やよくある後悔の理由、そしてそれでも選ばれる魅力についても解説します。
レンジローバーイヴォークで後悔する主な理由
維持費が高い
イヴォークはイギリス車であるため、部品の取り寄せや点検、車検などのメンテナンス費用が国産車に比べて割高になる傾向があります。特に正規ディーラーでの整備は高額になることも多く、オイル交換やブレーキパッドの交換など、ちょっとした整備でも想定以上の出費になることがあります。
さらに、ハイオクガソリン仕様のため燃料代も高くなりがちで、年間1万キロ以上走るユーザーにとっては無視できないコストです。
電装系トラブルが多いという声
SNSやレビューサイトでは、電装系のトラブルに関する投稿が多く見られます。ナビゲーションのフリーズ、ドアロックの不具合、エンジン警告灯の点灯など、細かい部分での不具合がたびたび報告されています。
これらのトラブルは必ずしも致命的ではないものの、頻繁に起こることでストレスがたまりやすく、結果的に「もう乗りたくない」と感じるオーナーも少なくありません。
中古市場でも価格が高い
中古車としても人気が高く、相場が高止まりしているため「中古でお得に」と考えていた人にとっては想定外の価格になることもあります。また、初期のモデルは不具合報告が多い傾向があるため、価格が安い中古車ほど注意が必要です。
後悔を避けるために知っておくべきこと
維持費の目安を把握しておく
下記の表は、レンジローバーイヴォークを維持するうえで想定される年間費用の一例です。
費用項目 | 年間の目安 | 補足 |
---|---|---|
自動車税 | 約50,000円 | 排気量2.0L基準 |
保険料(車両保険含む) | 約100,000〜150,000円 | 等級や年齢により変動 |
車検・点検費用 | 約100,000〜200,000円 | ディーラー整備の場合高額になりがち |
ガソリン代 | 約150,000〜200,000円 | 年間1万km走行、ハイオク換算 |
整備・修理費用 | 約100,000円〜 | 電装系トラブルや定期部品交換を想定 |
保証内容や認定中古車制度を活用する
トラブルに備える意味でも、認定中古車を選ぶか、保証がしっかり付いている車両を選ぶことが大切です。初期費用はやや高くなりますが、結果的にトータルコストを抑えることができるケースもあります。
ライフスタイルとの相性をチェック
普段から長距離を走る人や、ファミリーカーとして使う予定の人にとっては、ランニングコストや故障リスクを考慮して慎重に検討する必要があります。逆に、週末のレジャーや街乗りをメインに考えている方には、イヴォークの高級感や乗り心地は大きな満足をもたらすでしょう。
レンジローバー・イヴォークのおすすめ中古モデルと価格帯
年式 | モデル | 特徴 | 中古価格の目安 |
---|---|---|---|
2016年 | 初代後期型 HSE Dynamic | デザイン・装備充実 | 約230万〜290万円 |
2019年 | 2代目 Sグレード | 新型デザイン、装備も進化 | 約350万〜480万円 |
2022年 | 2代目 R-Dynamic SE | 高年式・安全装備が豊富 | 約500万〜580万円 |
※2025年時点のカーセンサー調べを基に作成
他の人気高級SUVとの比較
モデル名 | 中古価格帯 | 維持費 | 故障頻度 | リセールバリュー |
---|---|---|---|---|
イヴォーク | 約200万〜550万円 | 高め | やや多い | 低め |
メルセデスGLB | 約350万〜600万円 | 中 | 普通 | 中〜高 |
BMW X1 | 約250万〜500万円 | 中 | 普通 | 中 |
レクサスNX | 約350万〜600万円 | 安め | 少ない | 高い |
オーナーが語るイヴォークのリアルな声
実際にイヴォークに乗っているオーナーの口コミには、以下のようなリアルな意見があります。
- 「見た目が最高。街での注目度も高い。維持費は覚悟していたので納得している」
- 「買って1年で2度も警告灯がついたのは正直キツい。走行性能は良いけど、不安はある」
- 「国産車にはない上質感がある。多少の不便はあるけど、それ以上の満足感がある」
こうした声からも分かるように、イヴォークは「不便もあるけど、それ以上の魅力がある」と考えられる人にとっては良い選択肢といえます。
購入ユーザーの層(年齢・年収)
- 年齢層:30代後半〜50代前半がボリュームゾーン
- 平均年収の目安:600万円〜1,000万円前後
- 購入目的:デザイン重視・ステータス性・趣味車として
「ファミリーカーとしてではなく、2台目のセカンドカーや週末のドライブ用」として選ばれる傾向も強いです。
よくある質問(FAQ)
Q. イヴォークの故障率は高いですか?
A. 年式やメンテナンス状況によりますが、電子系やエアサス系の故障事例が一定数報告されています。正規ディーラー整備車を選ぶとリスク軽減に。
Q. 国産SUVと比べて維持費はどのくらい違いますか?
A. 税金・保険は大きく変わりませんが、故障時の修理費が高額で、平均して年5万〜10万円ほど高くなるケースがあります。
Q. 購入するなら新車と中古どちらが良い?
A. 新車は高額ですが最新装備や保証が手厚い。中古は初期費用を抑えられるが、整備歴などの確認が重要です。
Q. リセールを意識するならどのモデルが良い?
A. 年式の新しい「2代目モデル(2019年以降)」で低走行・人気色のモデルはリセールバリューも比較的高めです。
まとめ:後悔しないために“期待しすぎない”ことが大切
レンジローバー・イヴォークは、デザイン性とブランド力に惹かれて購入する人が多い一方で、維持費や不具合に関する不満も一定数あります。そのため、購入前にしっかりと情報収集を行い、リスクとメリットの両方を理解することが何より重要です。
「輸入車はこういうもの」と割り切れるかどうかが、イヴォークに乗って後悔しないかどうかの分かれ道になるでしょう。