ホンダが誇る国産FFスポーツの最高峰「シビックタイプR」。
その人気は年々高まり、2025年現在でも「欲しくても買えない」といった声が後を絶ちません。
実際、販売店では「抽選」「受注停止」「納期未定」などの表示が並び、購入希望者を困惑させています。
本記事では、なぜ今シビックタイプRが手に入りにくいのか?その原因と具体的な対策方法について、最新情報をもとにわかりやすく解説します。
画像引用元 : ホンダ公式サイト
なぜシビックタイプRが「買えない」のか?4つの理由
1. 圧倒的な人気と受注集中
2022年に発売されたFL5型は、パフォーマンスの高さ・6MT専用設定という貴重性から国内外で注文が殺到。
初期ロットでは「数時間で予約終了」した販売店も存在します。
2. 限られた生産枠と供給不足
シビックタイプRはホンダ埼玉製作所の専用ラインで生産されており、生産数には上限があります。
月産台数が限られる中、国内外からの需要をさばききれていないのが現状です。
3. 転売・プレミア価格対策による販売制限
高騰するプレ値・転売目的の買い占め対策として、ホンダでは抽選制や審査制の販売体制を導入。
審査基準により一般ユーザーでも落選することが多くなっています。
4. オプション・仕様により納期がバラつく
一部装備・ボディカラー・オプションパッケージによってはさらに納期が延びる可能性があり、先行注文者でも納車が数ヶ月先になる例も。
【2025年4月最新】販売状況と納期目安
グレード | 状況 | 納期目安 | 備考 |
---|---|---|---|
シビックタイプR(FL5) | 一部店舗で受注再開 | 約2〜6ヶ月 | 地域・仕様により差あり |
レーシングブラックパッケージ | 限定枠のみ | 約3〜8ヶ月 | 受注上限あり、抽選販売あり |
※店舗によっては「受付終了」「抽選販売のみ」「即納枠あり(極少)」など対応が分かれるため、複数販売店への確認が必須です。
購入を成功させるための対策ガイド
✅ 1. 地元だけでなく「他県のホンダカーズ」も探す
→ 地方や販売枠の多いディーラーで即納在庫が出るケースも。
✅ 2. 抽選販売のタイミングを常にチェック
→ 各店舗のWebサイトや公式LINEで抽選受付の事前通知があることも。
✅ 3. キャンセル車や未使用車を狙う
→ 登録済未使用車は価格がやや高めになるが、即納できる最大の近道。
✅ 4. 納期短縮のためオプションを絞る
→ 特注カラーや内装オプションを減らすことで納期を短縮できる可能性あり。
他スポーツモデルとの比較(2025年版)
車種 | 価格帯(税込) | 駆動方式 | 納期目安 | 備考 |
---|---|---|---|---|
シビックタイプR(FL5) | 約500万円〜 | FF・6MT | 2〜6ヶ月 | プレミア・抽選あり |
GRヤリス RZ HP | 約505万円〜 | 4WD | 1〜4ヶ月 | 高性能モデル、MTあり |
フェアレディZ | 約530万円〜 | FR | 4〜10ヶ月 | 需要増、納期長め |
GR86 | 約370万円〜 | FR | 2〜4ヶ月 | コスパ最強、MT/ATあり |
よくある質問(FAQ)
Q. 今から注文して年内に納車される?
→ 仕様や販売店によりますが、HEV系装備なし+人気カラーであれば年内納車の可能性あり。
Q. PHEVやATのタイプRは今後登場する?
→ 2025年現在、FL5型のラインナップは6MT+ガソリンモデルのみ。電動化モデルの情報はなし。
まとめ|「買えない」ではなく「買い方を工夫すべき」モデル
シビックタイプRが“買えない”とされる理由は、単なる人気だけでなく、生産体制や販売方法の特殊性が背景にあることが分かります。
とはいえ、2025年は受注再開の動きが出てきており、行動次第で入手チャンスは十分にある年でもあります。
本気で狙っている方は、情報収集と同時に「即行動」することが、最短納車への第一歩です。