BMW 3シリーズ(G20)は、その卓越した性能と洗練されたデザインで多くのドライバーから支持を集めています。しかし、輸入車の所有を検討する際、多くの方が気にされるのが「故障の頻度」と「維持費」です。本記事では、G20型3シリーズの故障の可能性と、実際の維持費について詳しく解説します。
G20型3シリーズの故障の可能性
一般的に、BMWは高品質な車両を製造しており、G20型3シリーズもその例外ではありません。しかし、精密な技術が投入されているため、定期的なメンテナンスが重要となります。適切なメンテナンスを怠ると、故障のリスクが高まる可能性があります。
実際のオーナーの声として、2019年式のBMW G20 3シリーズ M340i xDriveを1年間所有した方の経験が参考になります。この方は、1年間の所有期間中に発生した故障や維持費について詳細に語っています。具体的な内容は以下の動画で確認できます。
G20型3シリーズの維持費の内訳
G20型3シリーズの維持費は、以下の項目で構成されています。
- 法定費用(自動車税・重量税)
- 自動車保険料
- 燃料費
- メンテナンス費用
それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
1. 法定費用(自動車税・重量税)
自動車税は、エンジンの排気量に応じて異なります。G20型3シリーズの主なモデルの自動車税は以下の通りです。
- 2.0L直列4気筒ターボエンジン(318i/320i/330i/330e):39,500円(2019年10月以降の新規登録車両は36,000円)
- 2.0L直列4気筒ディーゼルターボエンジン(320d xDrive):39,500円(同上)
- 3.0L直列6気筒ターボエンジン(M340i xDrive):51,000円(同上)
また、自動車重量税は車両重量に応じて課されます。エコカー対象モデル(プラグインハイブリッドやクリーンディーゼル)は20,000円、それ以外のモデルは32,800円となります。
2. 自動車保険料
自動車保険料は、加入者の年齢、運転歴、年間走行距離、車両保険の有無など、多くの要素で変動します。例えば、30歳の初めての加入者が2020年式の320iに年間5,000km走行、車両保険ありの場合、年間約10万円の保険料が見込まれます。保険料を抑えるためには、車両保険の見直しや、外資系・ネット保険の検討が有効です。
3. 燃料費
G20型3シリーズの燃費は、エンジンタイプによって異なります。以下に主なモデルのカタログ燃費(WLTCモード)を示します。
- 318i(2.0L直列4気筒ターボ 低出力版):13.4 km/L
- 320i(2.0L直列4気筒ターボ 標準出力版):13.8 km/L
- 330i(2.0L直列4気筒ターボ 高出力版):13.2 km/L
- 330e(2.0L直列4気筒ターボ 標準出力版+ハイブリッド):13.1 km/L
- 320d xDrive(2.0L直列4気筒ディーゼルターボ):15.3 km/L
- M340i xDrive(3.0L直列6気筒ターボ):11.7 km/L
例えば、年間5,000km走行し、燃料価格をプレミアムガソリン180円/L、軽油120円/Lと仮定すると、以下のような燃料費が試算されます。
- 318i:約86,000円
- M340i xDrive:約99,000円
- 320d xDrive:約49,000円
このように、ディーゼルエンジンモデルは燃費性能が高く、燃料費を抑えることが可能です。
4. メンテナンス費用
車両を良好な状態で維持するためのメンテナンス費用も考慮する必要があります。主な項目と費用の目安は以下の通りです。
- エンジンオイル交換(1万kmごと):15,000円~
- タイヤ交換(4本セット):100,000円~
- ブレーキパッド交換:フロント 30,000円~、リア 25,000円~
- 車検費用(2年ごと):120,000円~
特に、ランフラットタイヤを採用しているモデルは、タイヤ交換費用が高くなる傾向があります。定期的な点検を行い、予防整備を心掛けることで、突発的な出費を抑えることができます。
まとめ
BMW 3シリーズ(G20)は、高性能かつ快適なドライブを提供する魅力的な車ですが、維持費や故障リスクについても考慮する必要があります。適切なメンテナンスを行い、保険や燃料費を上手に管理することで、コストを抑えながらBMWライフを楽しむことができます。