【2025年最新】新型トヨタ・ランドクルーザー300が盗難対策を強化!受注再開時期と“買えない”理由を徹底解説

2025年3月の一部改良でデビュー4年目を迎えたランドクルーザー300(以下ランクル300)は、トヨタ車として初めてスマートキーの“なりすまし”を無効化する遠隔イモビライザーや全グレード標準の指紋認証スタートスイッチを採用し、盗難多発モデルの汚名返上を図りました。しかし依然として新規受注は停止中。国内外の爆発的な需要と部品供給制約が重なり「欲しくても買えない」状況が続いています。本記事では、最新情報を基に“受注再開の見通し”“盗難対策の実力”“買えない理由と対策”を網羅的に解説します。

画像引用元 : トヨタ公式サイト

目次

トヨタ・ランドクルーザー300とは?

ランドクルーザー300は、トヨタのフラッグシップSUVであり、ランドクルーザーシリーズの中でも高級感と悪路走破性を兼ね備えたハイエンドモデルです。

  • 発売開始:2021年8月
  • グレード構成:ZX / GR SPORT / AX / GX など
  • パワートレイン:3.5L V6ツインターボ(ガソリン)および3.3L V6ディーゼルターボ(海外仕様)

高級志向とヘビーデューティ性能を両立したこのモデルは、国内外の富裕層・アウトドア愛好者・法人ユースまで幅広く支持されています。

新型ランドクルーザー300のグレード別スペック・価格比較表(2025年版)

ランドクルーザー300は複数のグレード構成が用意されており、それぞれに性能や装備、価格が異なります。以下は、2025年時点での**主要グレード4種(国内仕様)**を比較した表です。

グレード価格(税込)エンジン駆動方式トランスミッション主な特徴
GX(法人向け)約5,200,000円〜3.5L V6 ツインターボフルタイム4WD10速ATシンプル装備、商用向け最廉価モデル
AX約5,700,000円〜同上同上同上快適装備と安全性のバランスモデル
ZX(売れ筋)約7,300,000円〜同上同上同上高級装備満載、本革内装やJBLサウンド等搭載
GR SPORT約7,700,000円〜同上同上同上専用サスペンション・バンパー、走破性強化仕様

※価格は参考値。ディーラーオプションや税金等を含まない車両本体価格。

各グレードの選び方とおすすめポイント

  • コスパ重視なら「AX」
    必要十分な装備と価格のバランスが優秀。家族利用や街乗りユーザーにも最適。
  • 高級感・快適性を求めるなら「ZX」
    静粛性・内装・装備すべてに妥協なし。中古市場でも人気。
  • 本格オフローダーには「GR SPORT」
    サスペンションや駆動制御のチューニングが別格。アウトドアや雪道にも最強の信頼性。
  • 業務利用・法人名義での購入を検討中なら「GX」
    必要最低限の装備に留めているため、コストを抑えた導入が可能。

盗難被害が深刻化…強化された盗難対策とは?

ランドクルーザー300は“盗難ワースト常連”

日本損害保険協会のデータによれば、**2022年・2023年と2年連続で「車両盗難被害ワースト1位」**に輝いてしまったランドクルーザー。特に海外への転売目的での組織的な窃盗が増加しており、大きな社会問題になっています。

トヨタが導入した最新盗難対策

2025年の新モデルでは以下のような対策が取られています:

  • CANインベーダー対策機能の強化
    電子制御システムの不正アクセスに対応した新設計のECUと暗号化システムを採用。
  • 指紋認証付きプッシュスタート
    運転者の指紋認証によるエンジン始動で、キーコピー盗難のリスクを大幅に低減。
  • T-Connectと連携した位置追跡機能の向上
    万が一盗難されても、迅速な位置特定と停止機能が可能。

このように、メーカー側も“盗まれるクルマ”の汚名返上に本気で取り組んでいます。

なぜ「買えない」と言われるのか?主な理由3つ

1. 受注停止の長期化

2022年より続いていた「受注一時停止」は、トヨタ側の生産能力不足半導体不足、そして盗難問題への対応が重なり、現時点でも多くの販売店が新規受注不可状態となっています。

2. 抽選販売化による入手難易度の上昇

一部販売店では「抽選販売」形式を導入しており、倍率は10倍超というケースも。新車を購入したくても、運がなければ手に入らないのが現状です。

3. 転売ヤー対策による販売制限

不正転売を防ぐため、トヨタ正規ディーラーでは個人購入への厳しい審査や購入後の所有権変更制限(転売不可期間)が設けられています。

2025年最新の受注再開情報と今後の見通し

トヨタ正規ディーラーの見解(2025年4月時点)

  • 受注再開見込み:2025年夏頃に段階的再開の可能性あり
  • 新盗難対策機能搭載車の準備が整い次第、まずは法人・官公庁向けから販売再開
  • 一般ユーザー向けには秋以降に本格再開される見通しとの情報も

ランドクルーザー300を手に入れるための3つの方法

  1. 中古車市場での購入
    • 高年式モデルは1,000万円超もざら。プレミア価格に注意。
    • 盗難歴や修復歴の有無を要チェック。
  2. 抽選販売に参加する
    • トヨタ系ディーラーでの販売情報を随時チェック。
    • メーカー公式や販売店のSNS・LINE登録が有効。
  3. 法人登録・リース契約の活用
    • 一部販売ルートでは、法人契約での販売枠が確保されやすい。
    • 長期リース契約なら即納可能なケースもあり。

中古車市場はどうなっている?価格と動向まとめ

年式走行距離相場価格(2025年4月時点)
2021年式2万km前後約950〜1,100万円
2022年式1万km未満約1,100〜1,300万円
新古車(登録済未使用車)1,300万円超も

※モデル・カラー・GRスポーツ仕様などによって価格変動あり。

ランクル300は今後も狙う価値あり?将来的な展望

  • 今後の改良モデルでも盗難対策・安全装備のアップグレードが継続
  • 高リセールバリュー維持による投資的価値も健在
  • ランドクルーザー“F”の登場や300の電動化といった派生モデル展開にも注目

まとめ|ランドクルーザー300を手に入れるには“情報戦”と“行動力”がカギ!

ランドクルーザー300は今なお“買えないクルマ”の代表格ですが、2025年の盗難対策強化により、今後の受注再開・再販モデルへの期待が高まっています。

狙っている方は、最新情報のチェック・抽選のこまめな応募・中古市場の動向確認が重要です。買えない理由を正しく理解したうえで、手に入れるための戦略を立てていきましょう。

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