英国発のプレミアムSUVブランド「ランドローバー」の中でも、スタイリッシュで都会的なコンパクトモデルとして人気を誇る「レンジローバー イヴォーク」。
2025年モデルでは装備の見直しとともに価格改定が実施され、ますます注目が集まっています。
本記事では、イヴォークの魅力・スペック・価格の変化と、その選び方までを網羅的に解説します。
画像引用元 : ランドローバー公式サイト
目次
そもそもレンジローバー イヴォークとは?
レンジローバー イヴォークは、ランドローバーが展開するラグジュアリーSUVのエントリーモデル。
コンパクトなボディサイズと高級感のある内外装が特徴で、特に都市部ユーザーから人気です。
- 全長:4,390mm
- エンジン:2.0L直4ターボ(MHEV付き)
- 駆動方式:4WD(AWD)
- トランスミッション:9速AT
【2025年版】価格改定のポイントとは?
● 改定内容(参考:2024年→2025年)
グレード | 旧価格(税込) | 新価格(税込) | 差額 |
---|---|---|---|
S | 約660万円 | 約695万円 | +35万円 |
Dynamic SE | 約730万円 | 約768万円 | +38万円 |
Autobiography | 約880万円 | 約915万円 | +35万円 |
円安や製造コスト上昇、装備の標準化が価格改定の主な理由とされています。
2025年モデルの注目ポイント
✅ 最新インフォテインメント「Pivi Pro 2」搭載
直感的な操作性とレスポンスを両立したタッチスクリーン式のシステムを全車標準装備。
✅ ハンズフリーテールゲートや360°カメラも標準化
上位グレードだけでなく中間グレードにも先進運転支援機能が標準に。
✅ MHEV(マイルドハイブリッド)標準化
全グレードに48V電源によるマイルドハイブリッドシステムを搭載。低速域での燃費向上や加速支援が期待できます。
どんな人にイヴォークは向いている?
- 都市部でも扱いやすい高級SUVを探している方
- ベンツGLAやアウディQ3では物足りないと感じる方
- ランドローバーの世界観をコンパクトに体験したい方
- デザインや素材感にこだわりたい方
ライバル車と比較すると?|スペック&価格比較
車種 | 全長 | エンジン | 駆動方式 | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
レンジローバー イヴォーク | 4,390mm | 2.0L MHEV | AWD | 約695万〜915万円 | デザインと質感◎ |
アウディ Q3 | 4,485mm | 1.5L/2.0L | FWD/AWD | 約520万〜720万円 | 走行性能に定評 |
BMW X1 | 4,500mm | 1.5L/2.0L | FF/4WD | 約520万〜780万円 | コスパ◎ |
メルセデス GLA | 4,415mm | 1.3L/2.0L | FF/4WD | 約510万〜770万円 | インテリア◎ |
後悔しない購入のコツ
● 中古車も視野に入れる
イヴォークはリセールがやや弱めなため、2〜3年落ちの認定中古車なら大きな値落ち後に購入できるのが狙い目。
● グレード選びは慎重に
価格差はあれど、装備の内容が価格以上に違うのがイヴォークの特徴。中間グレードのDynamic SEが一番人気です。
● オプションはパッケージ選択がお得
単品オプションより、パッケージを活用することで納期短縮とコストメリットを得られます。
まとめ|2025年モデルのイヴォークは「選ぶ価値がある」
価格改定でやや高くなったとはいえ、質感や装備の進化で総合的な満足度はむしろ向上。
今や“ランドローバーらしさ”を最も手軽に味わえるモデルとして、2025年モデルのイヴォークは非常に魅力的です。