2023年に登場したホンダZR-Vは、SUV市場に新風を吹き込んだ注目モデル。しかし、ネット上では「デザインがダサい」という厳しい声も見られます。
果たしてそれは本当なのか？売れ行きや実際のオーナー評価から、ZR-Vの実力を徹底検証します。
購入を検討している方に向けて、評判・売上・メリット・デメリット・購入前の注意点を網羅的に解説します。
目次
ホンダZR-Vは本当に「ダサい」のか？デザイン評価を検証
否定的な声
- フロントグリルのデザインが「微妙」
- 国産車っぽくない、統一感のなさ
- リアビューが中途半端との指摘も
肯定的な評価
- ヨーロッパテイストでスタイリッシュ
- ハリアーやCX-5とは違った個性がある
- フロントマスクのシャープさが好印象
→ デザインの評価は真っ二つ。特に「SUVらしさ」を期待すると違和感を覚える人も多い反面、セダンライクで都会的なスタイルを好む層には刺さっている印象です。
ZR-Vの売れ行きは？2024年〜2025年現在の販売動向
| 年月 | 登録台数（推定） | 備考 |
|---|---|---|
| 2023年4月 | 約5,000台 | 発売初月で好調スタート |
| 2023年12月 | 約2,000台 | 半導体不足やライバル車と競合 |
| 2024年後半〜2025年初 | 横ばい〜微減 | 新型ヴェゼルやカローラクロスとバッティング |
発売当初は話題性もあり売れたが、現在は落ち着き気味。ただし、販売台数が少ないからといって不人気というわけではなく、価格帯とサイズ感の棲み分けが進んでいる印象です。
ZR-Vのメリット・評価されている点
- 走行性能が高評価（e:HEVの加速感、静粛性）
- 室内が広く快適
- 国産SUVでは珍しい“セダン寄り”の乗り味
- 全車速ACCなど先進安全装備が充実
- 燃費も優秀（e:HEVで20km/L前後）
購入前に知っておきたいZR-Vのデメリット
- デザインの好みが分かれやすい（特にフロントグリル）
- 価格がやや高め（e:HEV Z：約4,000,000円前後）
- ハリアーやCX-5と比較されやすいが、ブランド力に差あり
- 人気が集中しにくく、中古市場でのリセールに不安あり
ライバル車と徹底比較｜ZR-Vはどこが違う？
| 車種名 | 特徴 | ZR-Vとの違い |
|---|---|---|
| トヨタ ハリアー | 高級感・人気高い | ZR-Vの方がコンパクトで走り重視 |
| マツダ CX-5 | 走行性能◎、内装質感◎ | 燃費と静粛性はZR-Vが勝る |
| ホンダ ヴェゼル | ZR-Vより一回り小さめ | 燃費と価格面でヴェゼル有利 |
→ ZR-Vは中間サイズの万能型。個性より“機能性と快適性”を求める人向け。
購入をおすすめできる人の特徴
- 静かで快適な運転を重視する人
- ミドルサイズSUVが欲しいけど、大きすぎる車は苦手な人
- ハリアーやCX-5よりも「違う選択肢」を求めている人
- 国産SUVでもちょっと個性が欲しい人
まとめ｜ZR-Vは「ダサい」と感じるかは使い方と価値観次第
ZR-Vは確かにデザインで賛否が分かれる車ですが、乗ってみると“中身で勝負する”タイプの1台であることがわかります。
- デザインを重視する人は一度実車確認を
- 購入後の満足度は高め。走りと静粛性に納得の声多し
- ライバルより控えめな存在だが、実力は一級品
「見た目で判断せず、試乗して決める」ことがZR-Vの魅力を理解する近道です。
