ムーヴ新型の価格と装備まとめ|2026年7月改良の変更点と選び方

結論から言うと、新型ムーヴは「スライドドアが欲しいけれど、背の高すぎる軽は避けたい」人に向いた軽自動車です。 2025年6月に7代目として登場し、シリーズで初めて後席にスライドドアを採用しました。2026年7月29日には一部改良が行われ、衝突回避支援の対象が広がり、メーターも新しくなっています。

2026年11月時点の価格(税込)は、136万9,500円から207万3,500円です。グレードはL・X・G・RSの4つで、すべて2WDと4WDから選べます。

この記事では、ダイハツの公式サイトと自動車メディアの報道をもとに、新型ムーヴの価格、スペック、2026年改良の内容、グレードの選び方を整理します。

目次

新型ムーヴの基本情報

まずは現行モデルの概要を確認しましょう。

項目内容
発表2025年6月5日(7代目)
最新の改良2026年7月29日(一部改良)
後席ドア両側スライドドア(シリーズ初)
ボディサイズ全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,655〜1,670mm
ホイールベース2,460mm
エンジン660cc 3気筒(自然吸気/ターボ)
トランスミッションCVT
駆動方式2WD/4WD(全グレード)
出典:ダイハツ公式サイト、Car Watch、くるまのニュース

「スライドドアのムーヴ」になった

これまでのムーヴは、後席に一般的なヒンジ式ドアを使うハイトワゴンでした。新型では後席が両側スライドドアに変わり、狭い駐車場での乗り降りや、子どもの乗せ降ろしがしやすくなっています。

一方で、全高は1,655mm(2WD)に抑えられています。タントのようなスーパーハイトワゴンほど背は高くありません。「スライドドアは欲しいが、室内の広さよりも運転のしやすさや価格を重視したい」という人に向けたポジションです。

発売直後の受注は好調だった

Car Watchによると、ダイハツは月販目標を6,000台としていました。発表から約1か月で約3万台を受注したと報じられており、目標の約5倍にあたります。スライドドア付きで手ごろな価格帯の軽への需要が大きいことがわかります。

2026年7月の一部改良で変わったこと

2026年7月29日の一部改良では、デザインやエンジンではなく、安全装備とメーターが中心に見直されました。主な変更点は次のとおりです。

  • 衝突回避支援「スマートアシスト」が、横断する自転車を検知できるようになった
  • 交差点の右折時の対向車、右左折時に横断する歩行者も検知対象に追加
  • 歩行者に対して作動する速度の上限が、時速60kmから80kmに引き上げられた
  • ACC(追従機能付きクルーズコントロール)の前方車両の検知距離と精度を改善
  • LKC(車線維持支援)の作動時のふらつきを抑制
  • デジタル速度計付きの7インチTFTメーターを新たに採用

交差点での事故は、右左折時の見落としが原因になりやすい場面です。そこをカバーする機能が加わったのは、日常の安心感につながる改良といえます。ACCやLKCの改善は、高速道路をよく使う人に効いてきます。

なお、同じ日に兄弟車の「ムーヴ キャンバス」も同様の改良を受けました。キャンバスの価格は164万4,500円からです。

グレード別の価格(2026年11月時点)

現行モデルの価格は次のとおりです。いずれも税込のメーカー希望小売価格です。

グレードエンジン2WD4WD
L自然吸気136万9,500円149万6,000円
X自然吸気150万1,500円162万8,000円
G自然吸気176万5,500円189万2,000円
RSターボ194万7,000円207万3,500円
出典:ダイハツ公式サイト、カーレポ(2026年7月)。4WDは各グレード12万6,500円高

発売時からの価格の変化

2025年6月の発売時、2WDの価格はLが135万8,500円、Xが149万500円、Gが171万6,000円、RSが189万7,500円でした(ベストカーWebの整理による)。

現在の価格と比べると、LとXは1万1,000円、GとRSは4万9,500円上がっています。上位グレードほど値上がり幅が大きいため、GやRSを検討している人は、最新の見積もりで総額を確認しておきましょう。

燃費とエンジン

エンジンは660ccの3気筒で、自然吸気とターボの2種類です。ターボはRSだけに搭載されます。

項目自然吸気(L・X・G)ターボ(RS)
最高出力52PS64PS
最大トルク60N・m100N・m
WLTCモード燃費(2WD)22.6km/L21.5km/L
WLTCモード燃費(4WD)20.6km/L19.9km/L
出典:ダイハツ公式サイト(燃費)、カーレポ(出力)

街乗りが中心なら、自然吸気でも大きな不満は出にくいでしょう。高速道路での合流や坂道が多い地域、4人で乗る機会が多い人は、トルクに余裕があるRSのターボが向いています。

軽自動車なので、毎年の軽自動車税(種別割)は自家用で1万800円です。維持費を抑えたい人にとっては大きなメリットです。

グレードの違いと選び方

4つのグレードは、スライドドアの仕様や装備が大きく違います。ベストカーWebの比較をもとに、主な違いをまとめます。

L:価格を最優先したい人向け

最も安いグレードです。スライドドアは手動で、ホイールは14インチのフルホイールキャップです。ヘッドランプはLEDです。乗る人が限られ、スライドドアを頻繁に開け閉めしない人なら、Lでも実用性は十分です。

X:バランスを重視する人向け

Lとの差は約13万円で、パワースライドドアが付きます。子どもの送り迎えや買い物で後席ドアをよく使う家庭なら、まず検討したいグレードです。

G:装備を充実させたい人向け

14インチのアルミホイールやLEDフォグランプが付く上級グレードです。内外装の質感を高めたい人に向いています。

RS:走りと装備を両方求める人向け

唯一のターボ車で、15インチの切削アルミホイールや本革巻ステアリングを装備します。くるまのニュースによると、両側パワースライドドアも標準装備です。高速道路をよく使う人、乗車人数が多い人に向いています。

なお、9インチと6.8インチのスマホ連携ディスプレイオーディオは、どのグレードでもメーカーオプションです。工場で装着するため、注文時に決める必要があります。装備の細かな違いは、公式サイトの主要装備一覧表で確認してください。

こんな人におすすめ
とにかく価格を抑えたいL
子育て・送迎でスライドドアをよく使うX
見た目や装備の充実度も大事G
高速道路や坂道が多い、4人乗車が多いRS
各グレードの装備をもとに編集部で整理

購入前に確認したいポイント

新型ムーヴは使い勝手の良いクルマですが、選ぶ前に次の点を確認しておきましょう。

  1. 室内の高さ:タントやN-BOXのようなスーパーハイトワゴンと比べると全高が低いため、背の高い荷物や、車内での子どもの着替えを重視する人は実車で確認しましょう
  2. スライドドアの仕様:Lは手動です。電動が欲しい場合はX以上を選びます
  3. オプションの総額:ディスプレイオーディオはメーカーオプションのため、付けると総額が上がります
  4. 駆動方式:雪の多い地域では4WDが安心ですが、2WDより12万6,500円高く、燃費も下がります

よくある質問

Q. 新型ムーヴの発売日はいつですか?

7代目の新型ムーヴは2025年6月5日に発表されました。その後、2026年7月29日に一部改良が行われています。

Q. 新型ムーヴの価格はいくらですか?

2026年11月時点で、Lの2WDが136万9,500円、RSの4WDが207万3,500円です(いずれも税込)。

Q. 全グレードにスライドドアが付いていますか?

はい。全グレードが後席スライドドアです。ただし、Lは手動で、X以上にパワースライドドアが付きます。

Q. 2026年の改良で何が変わりましたか?

スマートアシストで自転車や右左折時の歩行者・対向車を検知できるようになり、ACCとLKCの性能も改善されました。7インチTFTメーターも新たに採用されています。

Q. ターボ車はありますか?

最上級グレードのRSがターボ車です。最高出力64PS、最大トルク100N・mで、WLTCモード燃費は2WDで21.5km/Lです。

まとめ

  • 新型ムーヴは2025年6月登場の7代目で、シリーズ初の両側スライドドアを採用
  • 2026年7月の一部改良で、スマートアシストの検知対象が広がり、ACC・LKCも改善
  • 価格は税込136万9,500円〜207万3,500円で、発売時より1万1,000円〜4万9,500円上がった
  • 燃費はWLTCモードで最大22.6km/L、ターボは2WDで21.5km/L
  • 送迎が多いならX、走りを重視するならRSが選びやすい

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参考情報

※価格は消費税込みのメーカー希望小売価格です。最新の情報はメーカー公式サイトまたは販売店でご確認ください。(2026年11月時点の情報)

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