結論から言うと、2026年11月1日時点で、スズキはハスラーに48Vのハイブリッドを載せるとは発表していません。 最新の「新型ハスラー」は、2026年5月27日に発売された一部仕様変更モデルです。この改良で、安全装備と運転支援が大きく強化されましたが、パワートレインはマイルドハイブリッドのままで、新しいハイブリッドは採用されていません。
一方で、スズキは新しいハイブリッドシステム「スーパーエネチャージ」を開発していることを明らかにしています。ただし、どの車種にいつ載せるかは公表されていません。「次期ハスラーは48Vハイブリッド」という話は、現時点では一部メディアの予想の段階です。
この記事では、2026年5月の改良内容と価格、そして48Vハイブリッドについて公式に分かっていることと、報道・予想の段階のことを分けて整理します。
結論:48Vハイブリッドは「開発中」、ハスラーへの搭載は未発表
現時点の状況をまとめると、次のとおりです。
| 項目 | 公式に確認できる事実 | 報道・予想の段階 |
|---|---|---|
| 最新のハスラー | 2026年5月27日に一部仕様変更して発売 | ― |
| 現行のパワートレイン | 660ccエンジン+マイルドハイブリッド(ターボあり) | ― |
| スーパーエネチャージ | 新しいハイブリッドシステムとして開発中と公表 | 48V化した軽自動車向けの仕組みと報じられている |
| ハスラーへの48V搭載 | 発表なし | 一部メディアが次期型での搭載を予想 |
| 次期ハスラー(フルモデルチェンジ) | 発表なし | 時期・内容とも予想記事のみ |
現行の2代目ハスラーは、2019年12月に発表され、2020年1月に発売されました。スズキによると、ハスラーシリーズの国内累計販売台数は、2026年3月に100万台を超えています。
2026年5月の改良で変わったこと
安全装備と運転支援を全車で強化
2026年5月27日の一部仕様変更では、安全装備が大きく見直されました。主な変更点は次のとおりです。
- 衝突被害軽減ブレーキを「デュアルセンサーブレーキサポートII」に変更(交差点での車両・歩行者・自転車・二輪車にも対応)
- ブラインドスポットモニターとリアクロストラフィックアラートを全車に標準装備(スズキの軽自動車で初めて)
- 全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロールと車線維持支援を全車に装備し、渋滞時の停止保持機能を追加
- 電動パーキングブレーキとブレーキホールドを全車に装備
いちばん安いHYBRID Gを含む全車に、これらの運転支援が標準で付くようになったのが大きな変化です。高速道路を使う機会が多い人にとって、選びやすくなりました。
デザインの変更
ハスラーは、フロントグリルとバンパーのデザインを変更し、蛍光イエローのアクセントを加えました。新色の「フュージョンイエローパールメタリック」と「ウッドランドカーキメタリック」を含め、14通りのカラーが用意されています。
アウトドア向けの「ハスラー タフワイルド」は、ブロック形状のフロントグリルとアルファベットの「SUZUKI」エンブレムを採用しました。こちらは6通りのカラーです。
新型ハスラーの価格と燃費
2026年5月の改良後の価格とWLTCモード燃費は次のとおりです。
| モデル・グレード | 2WD | 4WD | WLTCモード燃費(2WD/4WD) |
|---|---|---|---|
| ハスラー HYBRID G | 159万9,400円 | 173万3,600円 | 24.3km/L/22.4km/L |
| ハスラー HYBRID X | 175万8,900円 | 189万3,100円 | 24.3km/L/22.4km/L |
| ハスラー HYBRID Xターボ | 183万7,000円 | 197万1,200円 | 22.0km/L/20.4km/L |
| タフワイルド | 183万5,900円 | 197万100円 | 24.3km/L/22.4km/L |
| タフワイルド ターボ | 191万4,000円 | 204万8,200円 | 22.0km/L/20.4km/L |
くるまのニュースが伝えた販売店の話では、装備の追加に伴い、一部のグレードで約10万円の値上げになったとのことです。そのぶん、全車で運転支援が充実しています。
主なスペック
| 項目 | 数値(HYBRID Xターボ 2WD) |
|---|---|
| ボディサイズ | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,680mm |
| ホイールベース | 2,460mm |
| 最低地上高 | 180mm |
| 最小回転半径 | 4.6m |
| ターボエンジン | 最高出力64PS、最大トルク98N·m |
| 燃料タンク | 27L |
48V「スーパーエネチャージ」について公式に分かっていること
2024年の技術戦略で示された内容
スズキは2024年7月に、10年先を見据えた技術戦略を発表しました。MONOistの報道によると、この説明会でスズキは、電源電圧48Vのマイルドハイブリッドシステム「スーパーエネチャージ」を開発していると説明しています。
同じ報道では、スズキが軽自動車向けに使っているマイルドハイブリッドは電源電圧12V、モーター出力2kWの仕組みで、スーパーエネチャージはこれをもとにモーターの出力を高めるものと紹介されています。ただし、このときも搭載車種や発売時期は示されていません。
2026年9月の技術戦略でも「開発中」
2026年9月25日には「10年先を見据えた技術戦略2026」が発表されました。スズキのニュースリリースでは、開発コード名「スーパーエネチャージ」の新しいハイブリッドシステムが、今後の商品に使う技術の一つとして挙げられています。
ただし、リリースには電圧や出力、搭載する車種、発売時期は書かれていません。ハスラーという車名も出てきません。
報道で伝えられていること
くるまのニュースは2026年10月の記事で、この技術戦略について、660ccの軽自動車向けに48Vのハイブリッドが用意されると伝えています。一方で、同じ記事の価格の上がり幅や燃費、搭載時期は、記者による予想と明記されています。スズキが公式に出した数字ではない点に注意してください。
「次期ハスラーは48V」はどこから出た話?
2026年8月、グーネットの記事がcarview!に配信され、次期ハスラーに新世代の48Vハイブリッドが載る可能性が高いと伝えました。ただし、この記事は独自の情報をもとにした予想で、掲載された画像も予想CGです。スズキの発表や関係者のコメントは示されていません。
現行の2代目ハスラーは、登場から6年以上がたっています。そのため次期型の予想記事が出やすい時期ではありますが、2026年5月に大きな改良を受けたばかりです。フルモデルチェンジの時期や内容について、スズキの公式発表はありません。
まとめると、次の点は確かです。
- スズキは48Vのマイルドハイブリッド「スーパーエネチャージ」を開発している(2024年の説明会での報道)
- 2026年の技術戦略でも、新しいハイブリッドとして開発が続いている
一方で、次の点は公式には分かっていません。
- ハスラーに載るかどうか
- いつ、どの車種から載るのか
- 燃費や価格がどうなるのか
今買うべきか、48Vを待つべきか
今の改良モデルを選んだほうがよい人
- 運転支援や安全装備を重視する人
- 今の車の車検が近いなど、近いうちに乗り換えが必要な人
2026年5月の改良で、ブラインドスポットモニターや電動パーキングブレーキが全車に付きました。くるまのニュースが2026年7月に伝えた販売店の話では、納期は1〜2か月程度とのことです。最新の納期は販売店で確認してください。
待つ選択肢を考える人
48Vハイブリッドは、搭載車種も時期も決まっていません。「48V搭載のハスラーが出るまで待つ」場合、どれくらい待つことになるかは分からない点に注意が必要です。燃費を重視するなら、現行モデルのWLTCモード燃費(自然吸気の2WDで24.3km/L)と、今の車の燃費を比べて判断するのが現実的です。
ライバル車との比較
軽クロスオーバーのライバルには、ダイハツ タフトがあります。
| 項目 | スズキ ハスラー | ダイハツ タフト |
|---|---|---|
| 全高 | 1,680mm | 1,630mm |
| 最低地上高 | 180mm | 190mm |
| 最低価格(税込) | 159万9,400円 | 143万5,500円 |
| ハイブリッド | 全車マイルドハイブリッド | 設定なし |
| 最新の改良 | 2026年5月 | 2026年7月 |
タフトは価格の安さと地上高の高さ、ハスラーはマイルドハイブリッドの燃費と全車標準の運転支援が強みです。なお、ダイハツも2025年10月のジャパンモビリティショーで軽自動車用のシリーズ式ハイブリッド「e-SMART HYBRID」を発表しており、軽自動車のハイブリッド化は各社で進んでいます。
よくある質問(FAQ)
Q. 新型ハスラーに48Vハイブリッドは搭載されましたか?
されていません。2026年5月の改良モデルのパワートレインも、マイルドハイブリッドのままです。スズキは48Vのシステムを開発中としていますが、ハスラーへの搭載は発表していません。
Q. スーパーエネチャージとは何ですか?
スズキが開発中の新しいハイブリッドシステムの開発コード名です。2024年の説明会の報道では、48Vのマイルドハイブリッドと紹介されています。搭載車種や時期は公表されていません。
Q. 2026年5月の改良で何が変わりましたか?
デュアルセンサーブレーキサポートII、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラート、全車速追従機能付きACC、電動パーキングブレーキが全車に付きました。フロントデザインも変わっています。
Q. 新型ハスラーの価格はいくらですか?
HYBRID Gの2WDが159万9,400円、タフワイルド ターボの4WDが204万8,200円です(税込)。
Q. 次期ハスラーはいつ出ますか?
スズキの公式発表はありません。一部メディアが予想記事を出していますが、時期や内容は確定していません。
まとめ
- 2026年11月時点で、ハスラーへの48Vハイブリッド搭載は発表されていない
- 最新の新型ハスラーは2026年5月27日発売の改良モデルで、運転支援が全車標準になった
- 価格は159万9,400円〜204万8,200円(税込)、WLTCモード燃費は最高24.3km/L
- スズキは48Vの「スーパーエネチャージ」を開発中だが、搭載車種と時期は未公表
- 「次期ハスラーに48V」は予想の段階なので、購入時期は今の必要性で判断する
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参考情報
- スズキ、「ハスラー」「ハスラー タフワイルド」を一部仕様変更して発売(スズキ ニュースリリース、2026年5月27日)
- スズキ、10年先を見据えた技術戦略2026を発表(スズキ ニュースリリース、2026年9月25日)
- スズキの10年先を見据えた技術戦略(MONOist、2024年7月18日)
- スズキの新たな技術戦略と軽自動車の48Vハイブリッド(くるまのニュース、2026年10月)
- 次期ハスラーは48Vハイブリッド搭載へ!?(carview!、グーネット配信、2026年8月)
- 改良版ハスラーの販売店での反響(くるまのニュース、2026年7月)
※価格は消費税込みのメーカー希望小売価格です。最新の情報はメーカー公式サイトまたは販売店でご確認ください。(2026年11月時点の情報)

