BMW X2が不人気な理由とは？実はカッコいいクーペSUVの魅力も徹底解説【2025年最新版】

2025年4月6日2025年4月7日

BMWのクーペスタイルSUVとしてラインナップされる「BMW X2」。
スタイリッシュで個性的なデザインが光る一台ですが、「BMW X2は不人気」という声が上がることもあります。

この記事では、BMW X2が不人気とされる理由を深掘りしつつ、モデルチェンジで進化したX2の魅力や、どんな人におすすめなのかも徹底解説します。中古車相場や購入時のポイントも紹介しますので、購入を検討中の方はぜひ参考にしてください。

BMW X2とは？都会派にぴったりなクーペスタイルSUV

BMW X2は、2018年に登場したプレミアムコンパクトSUV。
クーペのような流麗なデザインと、取り回しの良さが魅力の都会派SUVです。

2代目X2はBMWらしいシャープなデザインを取り戻し、クーペスタイルSUVとして再評価されています。

初代X2のデザインは、クーペスタイルとしては控えめで「どっちつかず」と感じられることがありました。
特にX4やX6のような、しっかりと傾斜したルーフラインに比べると、X2はやや個性に欠けていたと言われています。

ただし、2代目X2ではその弱点を完全に払拭。
シャープなフロントマスクと美しいルーフラインにより、BMWのクーペSUVらしい存在感を獲得しています。

X2は、X1（実用的なコンパクトSUV）とX3（ミドルクラスSUV）の中間に位置するモデル。
しかし、SUVとしての実用性はX1やX3の方が高く、X2はファミリー層から敬遠されがちでした。

結果として、明確な購入理由が見いだしにくく、販売面で苦戦した側面があります。

この価格帯では、上位クラスの国産SUVや、同価格帯の他ブランドの高評価SUVが競合に。
コスパ重視のユーザーには割高に映った可能性があります。

2代目X2では、BMWのクーペSUVらしいルーフラインとダイナミックなボディ造形が明確になり、都会的かつスポーティなスタイルが好評です。

内装には高級感のある素材が使われ、最新のデジタルメーターやインフォテインメントシステムが搭載されています。質感・操作性ともに上質な空間に仕上がっています。

クーペスタイルの影響で後部座席のヘッドクリアランスや荷室容量は控えめですが、前席の居住性や運転視界の良さは十分。日常使いには問題ないスペースです。

X2の燃費はガソリンモデルで約13〜15km/L、ディーゼルで16〜20km/L前後と、輸入SUVとしては優秀な水準です。環境性能と経済性を両立しています。

X2は新車価格が高めですが、中古車市場ではお得に購入できるチャンスがあります。

世代	新車価格（税込）	中古車相場	平均価格
初代（2018年〜）	約436万円〜	約164万円〜	約279万円
2代目（2023年〜）	約628万円〜	約400万円〜755万円	約550万円前後

※価格は2025年2月時点の目安です。

たとえば、ハイスペックグレード「M35i」は新車で約810万円ですが、中古であれば750万円前後で購入可能です。

中古車を検討するなら信頼できる販売店選びが重要です。
BMWをはじめとするプレミアムブランドを扱う販売店なら、コンディションの良い一台を安心して選べます。

以下の表は、BMW X2と主要な競合車種のスペックを比較したものです。

項目	BMW X2	メルセデス・ベンツ GLA	アウディ Q3
全長×全幅×全高(mm)	4,375×1,825×1,535	4,410×1,835×1,605	4,485×1,840×1,585
エンジン	2.0L 直列4気筒ターボ他	1.3L 直列4気筒ターボ他	1.4L 直列4気筒ターボ他
最高出力（PS）	192～306	136～224	150～230
燃費（km/L）	約13.0～15.0	約12.0～14.0	約12.5～14.5
荷室容量（L）	470	435	530
新車価格（万円）	約450～600	約420～650	約430～620