「BMW Z4の中古って今いくら?」「初めての輸入スポーツカーに向いてる?」「どのグレードが後悔しない?」
そんな疑問を持つ方に向けて、2025年最新のBMW Z4中古車市場の実態と選び方を徹底解説します。
Z4はBMWの中でもオープン2シーターという特別な存在。スポーティな走りとラグジュアリー感を兼ね備え、国産スポーツカーにはない魅力があります。
しかし、中古車選びでは価格の幅が大きく、グレードや年式によって乗り味も大きく異なります。
本記事では、価格相場・おすすめグレード・世代別特徴・購入時の注意点まで網羅的に解説。
Z4を“後悔せずに手に入れる”ための実用ガイドとしてご活用ください。
BMW Z4とは?クーペ×ロードスターを融合した至高の1台
BMW Z4は、2002年に登場した2シータースポーツで、現行モデルは3代目(G29型)。
歴代Zシリーズの伝統であるFRレイアウトと高回転エンジンを継承しつつ、快適性・安全装備・高級感も大きく進化。
Z4は以下のように世代ごとに大きく異なります。
Z4世代別の概要
世代 | 型式 | 生産年 | 特徴 |
---|---|---|---|
初代 | E85/E86 | 2002〜2008年 | クーペとロードスターが存在、直6 NAが人気 |
2代目 | E89 | 2009〜2016年 | 電動ハードトップ搭載、快適性アップ |
3代目 | G29 | 2019〜現行 | ソフトトップ回帰、直4&直6ターボ、最新装備充実 |
特に現行型G29は、トヨタ・スープラと兄弟車でもあり、BMWとトヨタの技術融合による完成度の高さが注目されています。
BMW Z4の中古価格相場【2025年最新版】
2025年4月時点の全国中古車データをもとに、世代別・グレード別の相場をまとめました。
中古価格相場表
世代 | 主なグレード | 年式 | 相場価格帯(万円) | 特徴 |
---|---|---|---|---|
初代(E85) | 2.2i / 3.0i | 2002〜2006 | 60〜130万円 | 直6NA・軽快でシンプルなスポーツ感 |
2代目(E89) | sDrive20i / 23i / 35i | 2010〜2016 | 120〜280万円 | ハードトップ&高級感、AT中心 |
現行(G29) | sDrive20i / M40i | 2019〜 | 380〜750万円 | 最新装備・直4ターボ or 直6ターボ・ソフトトップ |
※走行距離、修復歴、ディーラー認定などで前後します
特に「G29 M40i」は走行距離が少ない個体では700万円超えもあり、輸入スポーツカーとしては安定したリセールバリューを保っています。
おすすめグレードはこれ!用途別に選ぶZ4
スポーツ性能重視なら「M40i」
3L直6ターボ(387ps)を搭載したハイパフォーマンスモデル。0-100km/h加速4秒台で、国産スポーツカーでは味わえない直列6気筒の滑らかさが魅力。
コスパ重視なら「sDrive20i」
2L直4ターボ+8速ATで燃費も実用的。街乗り・ワインディング両方で扱いやすく、最も流通量が多い人気モデル。
趣味性&価格優先なら「E85 2.2i〜3.0i」
中古価格が最も安く、オープン2シーターの入門モデルとして最適。電子制御が少ないため、クルマとの一体感を楽しみたい人におすすめ。
Z4購入前に確認すべき注意点
ルーフの開閉機構の不具合(E89)
電動ハードトップは構造が複雑なため、モーター故障やセンサー不良に注意。定期的な点検記録がある車両が望ましいです。
エンジン・トランスミッションの信頼性
初代のNA直6は耐久性に優れる一方、2代目・3代目のターボエンジンはオイル管理が重要。ATはZF製で基本的に信頼性は高いですが、過走行車は要注意。
アクティブステアリング搭載車のフィーリング
一部モデルに搭載されている可変ステアリングは慣れが必要。試乗で違和感がないか確認を。
部品代・整備コスト
輸入車らしく、整備や消耗品交換の単価は国産車よりやや高め。購入後の維持費も事前に把握しておくと安心です。
まとめ|BMW Z4は“人生を彩るスポーツカー”として選ぶ価値がある
・Z4は世代ごとに異なる魅力を持つプレミアムオープンカー
・2025年現在の相場は初代で60万円台〜、現行型は700万円台も
・おすすめグレードは「M40i」または「sDrive20i」
・購入時はルーフ機構やエンジンのメンテ履歴をチェック
見た目の美しさだけでなく、走り・上質感・特別感をすべて兼ね備えたBMW Z4。
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