スズキ・クロスビー(Xbee)は、ハスラーより大きく、ソリオよりアウトドアテイストなSUV系コンパクトカーとして注目を集めています。見た目の可愛さと装備の豊富さからも人気ですが、一方で「やめとけ」「後悔した」という口コミもちらほら…。
この記事では、実際のユーザーの声と各種レビューをもとに、クロスビーのデメリットと、後悔しない選び方を徹底的に解説します。
画像引用元 : SUZUKI公式サイト
クロスビーが「やめとけ」と言われる5つの理由
1. 燃費性能が期待外れ?
ハイブリッドといえど、実燃費は12〜16km/L程度。
WLTCモードでは22.0km/Lとされていますが、街乗り中心ではそれを大きく下回ることも。
「ハイブリッド=低燃費と思っていたので、ちょっとガッカリ」
「思ったよりガソリンが減るのが早い」
2. 荷室が狭くて実用性に欠ける
全長3,760mmとコンパクトなのに加え、デザイン重視のため荷室の奥行きが狭め。ベビーカーやキャンプ用品を積むとすぐにいっぱいという声もあります。
3. 価格の割に「高く感じる」
装備が充実している分、他のスズキ車に比べると価格設定が高め。
「スペーシアやソリオで十分だったかも…」と感じるユーザーも。
4. 加速・パワー不足に不満も
1.0Lターボ+マイルドハイブリッドは街乗りには十分ですが、高速道路や山道では非力と感じることも。4WDを選んでもパワー感は控えめです。
5. デザインが人を選ぶ
カラフルなボディカラーや丸目ライトは個性的で魅力ですが、「飽きる」「人によってはダサい」と感じることもあります。特に男性ユーザーは内外装の「かわいさ」が気になるようです。
それでもクロスビーをおすすめする理由
✅ 豊富な装備でコスパが高い
- 衝突被害軽減ブレーキ
- アダプティブクルーズコントロール
- シートヒーター(前後席)
など、200万円前後でこの装備内容は他車ではなかなかないレベル。
✅ 狭い道でもスイスイ走れる
最小回転半径4.7mは、コンパクトカーとしてトップクラスの扱いやすさ。
街乗り・買い物・狭い住宅街でも取り回しが抜群です。
✅ デザインで他人と被りにくい
見た目に惹かれて購入したユーザーも多数。ハスラーより大人っぽく、他のSUVより遊び心のあるルックスは、個性重視の人に刺さります。
クロスビーはどんな人に向いている?
- 普段の用途が街乗りメイン
- 週末にちょっとしたアウトドアを楽しむ
- 他人と被らない個性的なデザインを求める
- コンパクトで運転しやすい車が欲しい
- 装備や快適性を重視したい
ライバル車と徹底比較
車種 | 実燃費 | 荷室容量 | 全長 | 価格帯(新車) | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
クロスビー | 12〜16km/L | △ | 3,760mm | 約180〜230万円 | 装備充実・個性派SUV |
スズキ ソリオ | 15〜19km/L | ◎ | 3,790mm | 約160〜220万円 | 室内広く実用性重視 |
トヨタ ライズ | 17〜20km/L | ○ | 約4,000mm | 約170〜240万円 | 走行安定性・見た目もSUV |
スズキ ハスラー | 20〜25km/L | △ | 約3,400mm | 約140〜180万円 | 軽で遊び心重視 |
後悔しないための購入ポイント
- 自分のライフスタイルに合っているか? → 荷室の広さ、燃費より「装備・デザイン」を重視できるかが鍵。
- 試乗で加速や静粛性をチェック → 特に高速道路走行が多い人は、エンジン音や振動も確認必須。
- カスタムで個性を出すのもおすすめ → クロスビーは内装・外装のカスタムパーツも豊富。自分らしい1台に仕上げやすい。
まとめ|クロスビーは「合う人には最高の一台」
クロスビーは、万人に向けた“正解の車”ではありません。しかし、「取り回しやすい個性派SUVが欲しい」「装備を重視したい」という方には大満足な車種です。
「やめとけ」と言われる理由を理解し、自分に合うかどうかを見極めれば、後悔のないカーライフが送れるでしょう。