golf5平成19年式でまだ33000kmしか走行していないのに、オートマの変速ショックが激しいということで、修理の依頼です。

このゴルフVもトゥーランと同じバルブボディが使われているので、同じ症状が出てもおかしくはありませんが、それにしても距離が短いです。

さて、症状の確認です。これまでのAT不具合は温間時に発生してましたが、この車両は、始動時から5分ほどの間、ドライブやバックギアに入れるとき、1速から2速への変速時にショックが激しく、逆に温まると症状が出なくなります。

とすると、バルブボディ、ミッションには、まだ不具合は出ていないと考えられますね。

不具合箇所を決めつけずに、まずは故障診断機を当ててみます。

出ましたエラー。ATFの油温センサーに異常が。

確かに、油温が計測できないと、コンピューターが変速操作のタイミングを誤ってしまうことは十分に考えられます。

油温センサーはバルブボディに10mmのボルトとコの字のプレートで固定されている、配線がオレンジ色のやつです。(写真は別車両の物)

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オイルパンを外す前に、外部のコネクタからセンサーの抵抗値を測って診断です。

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あれ、、、紫色の配線、、、断線してます。こんな走行距離でもこんなことってあるんだぁ。コネクタの番号で1番と2番が油温センサーですから、これが原因のようです。

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このコネクタの端子は、単体でも入手可能ですが、今回は配線をハンダ付けで繋ぎ直しました。コネクタ端子は紫のストッパーを引き出して、目的の端子を押し込むやら引っ張るやらで抜けます。

修復が完了し、診断機を当てると、エラーが出ません。

変速ショックも全くでなくなり、問題解決です。

前回のトゥーランもそうですが、冷間時に異常がある時は、バルブボディが悪いと決めつけずに、慎重に調べて行かないといけません。